高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグ ウエスト

　高校年代の全国リーグ、高円宮杯U-18サッカーリーグ2011 プレミアリーグウエストは4日、第10節を行った。8勝1敗で首位を独走するサンフレッチェ広島ユースは広島観音高との広島県勢対決に臨んだ。試合開始直後の前半3分、広島ユースはFW越智大和のシュートのこぼれ球をMF野口翼が押し込んで先制すると、後半10分にはU-17日本代表候補MF平田惇からのパスを受けた10番MF藤井貴之が加点。38分にもMF森保圭悟のアシストから藤井がヘディングシュートを決めて3-0で快勝した。
　
　2位の京都サンガF.C.U-18(京都)は愛媛FCユース(愛媛)戦を1-1で引き分け、首位との勝ち点差が6へ広がった。前半10分にU-18日本代表MF近藤貫太の右CKをDF増谷幸祐に頭で決められて失点。後半25分にMF清水航輔のラストパスからU-18日本代表FW三根和起が同点ゴールを決めたものの、シュート23本を放ちながら1得点に終わり、勝ち点を落とした。

　3位・セレッソ大阪U-18(大阪)は全国高校総体4強の立正大淞南高(島根)に4-0で快勝した。前半14分、パスワークからMF西村洋亮が先制点を奪うと同24分にもMF小暮大器の右FKをMF秋山大地が頭で決めて2-0。この日30本のシュートを放ったC大阪U-18は後半にもU-17W杯日本代表FW南野拓実と交代出場のFW大津耀誠が加点した。

　日本クラブユース選手権U-18大会4強の名古屋グランパスU18(愛知)はアビスパ福岡U-18(福岡)と対戦。前半を0-0で折り返した名古屋U18だったが、後半4分、MF都竹俊優のゴールで先制すると2分後にもFW森勇人がゴールを破り、2-0で勝利した。

　富山一高(富山)対東福岡高(福岡)戦は0-0の後半13分、東福岡のFW山崎康太が先制ゴール。だが、富山一は同26分、MF藤城奨平が同点ゴールを決めて1-1の引き分けに持ち込んでいる。

【プレミアリーグウエスト第10節】
(9月4日)
[富山一高 人工芝G]
富山一高1-1東福岡高
[富]藤城奨平(71分)
[東]山崎康太(58分)

[トヨタスポーツセンター]
名古屋U18 2-0福岡U-18
[名]都竹俊優(48分)、森勇人(50分)

[広島広域公園第一球技場]
広島観音高0-3広島ユース
[ユ]野口翼(3分)、藤井貴之2(55分、83分)

[京都サンガF.C.東城陽G]
京都U-18 1-1愛媛ユース
[京]三根和起(70分)
[愛]増谷幸祐(10分)

[J-GREEN堺　S1]
C大阪U-18 4-0立正大淞南高
[C]西村洋亮(13分)、秋山大地(23分)、南野拓実(61分)、大津耀誠(90分)

※日程は変更あり

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(構成 吉田太郎)