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[Y☆voice104]静岡学園MF秋山一輝「一発でゲームの流れを変えるパスを見てほしい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第104回は静岡学園高(静岡)MF秋山一輝選手です。
 中学時代は08年JFAプレミアカップ決勝で決勝ゴールを決めてチームを日本一へと導いている秋山選手。左右両足から繰り出す精度の高いキックと相手を難なくいなしてボールコントロールなど技術の高さにも注目のセンターハーフです。高校1年の全日本ユース選手権で全国デビューしながら、怪我で昨年を棒に振ったMFは11年での復活を誓っています。(取材日:4月17日)

―プレミアリーグ初戦(三菱養和SCユース戦)は後半ロスタイムに追いつかれて引き分けでした
「チャンスはつくれていたけど、決めるところを決められなかった。残念です。ロングキックとか自分の長所も出せたけれど、引き分けてしまったから」

―昨年、チームは全国で活躍していたけれど、怪我でその場にいられなかった
「自分が出ていない試合で勝つのは複雑だったし、悔しかった。今年も怪我でAチームの遠征に行けなかったり。でも今年はラストなんで、試合で先発して自分がポゼッション高めて、ボールを配って、ということをやっていく」

―11年の具体的な目標は
「今年は怪我しないでプレーすること。選手権で優勝したい」

―目標としている選手は
「遠藤選手。パスの精度が高くてロングキックやFKも上手い。スパイクも遠藤選手と一緒のスパイクを履いています」

―プレミアリーグの対戦相手は強豪ばかりだが
「相手がJだったらすごくレベル高いし、ゴールチャンスが少ない。勝つためには、その少ないチャンスで決められるかどうかだと思う」

―試合を見に来る人たちにどのようなところを見てほしい?
「自分はサイドチェンジがストロングポイントだと思う。一発でゲームの流れを変えられるパスを出せると思うので見てほしい」

(取材・文 吉田太郎)
連載:
「Youth star voice」

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