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ACLショック払拭、広島が仕切り直しの勝ち点1

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[4.18 J1第7節 鹿島0-0広島 カシマ]

 仕切り直しの一戦で価値ある勝ち点1を手にした。初参戦となったACLでグループリーグ敗退が決まったサンフレッチェ広島。13日のACL山東魯能戦(3-2)では勝利を挙げながら突破の可能性が消滅したが、中4日でしっかり気持ちを切り替え、王者と引き分けた。

 FW佐藤寿人は「またACLに行くためにはリーグで頑張るしかない。ACLは敗退してしまったけど、リーグを戦うモチベーションは高まったし、今はリーグで去年以上の結果を残すことに集中している」と胸を張る。

 MF高萩洋次郎、MF青山敏弘、MFミキッチ、DFストヤノフ。ケガ人を挙げれば、キリがない。そんな中でも鹿島に対し粘り強いディフェンスで対抗し、今季リーグ戦初の無失点で終えた。

 攻撃陣はリーグ戦3試合連続の無得点と課題も残したが、佐藤は「負けなかったこと、鹿島からアウェーで勝ち点1を取ったことは大きい」と強調する。今は我慢の時期。故障者が戻ってくるまで総力戦で戦っていくしかない。

(取材・文 西山紘平)

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