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鹿島vs広島 試合後の選手コメント

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[4.18 J1第7節 鹿島0-0広島 カシマ]

 J1第7節は18日、3試合を行い、カシマスタジアムでは鹿島アントラーズサンフレッチェ広島と対戦。両チームともに最後の精度を欠き、0-0のスコアレスドローに終わった。
以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●FW興梠慎三
「前半から全然体が動かなかった。最後は足もつっちゃって…。大迫に頑張ってもらったけど、申し訳ない。悔しいですね。相手も引いていて、裏のスペースがなくて難しかった。そういう中でも崩せるようにしないと」

●DF岩政大樹
「例えばうちのゴールキックでボールが浮いているとき、DF、中盤の選手のうち何人が走っているか。その人数が少ない。疲れなのか、意識なのか、分からないけど、どっちにしても問題。過密日程といっても、今は3連戦だし、そこでこうなってしまうと難しい。去年とか2年前はセカンドボールを拾って中盤を制圧できていた。僕自身は今年そういう状況を感じたことがない。2年前とか去年とかの状況に戻したい。(勝ってないのは)3試合だし、まだ1敗。バタバタしても仕方がないけど、楽観していいわけではないし、危機感は持たないといけない。そこのバランスだと思う」

●DF新井場徹
「向こうがああいうフォーメーションで来るのは分かっていたことだし、守備の仕方に問題があったかもしれない。それに対処して、攻撃の精度を上げて少ないチャンスをものにできるかどうかだった。こういう結果なんで、修正していかないといけない。チャンスがまったくないわけじゃないし、最後のパスやシュートの精度を全員が上げていくしかない。チャンスがないとか、やられっぱなしとかいう状況じゃない。どこを修正していくかは難しいけど、細かく見れば修正するところもある。現実として3試合勝てていないし、それを受け止めてチームとしてやるしかない。なんで勝てない、なんで勝てないってなってズルズルいくわけにはいかない」

<広島>
●FW佐藤寿人
「最低限の勝ち点1が取れた。鹿島にもチャンスがあったし、うちにもあった。引き分けは妥当だと思う。負けなかったこと、鹿島からアウェーで勝ち点1を取ったことは大きい。守備に対する意識はいつもより強かった。またACLに行くためにはリーグで頑張るしかない。ACLは敗退してしまったけど、リーグを戦うモチベーションは高まったし、今はリーグで去年以上の結果を残すことに集中している」

●DF槙野智章
「うちは攻撃主体のチーム。鹿島をゼロに抑えたのは自信になるけど、僕としては3試合連続無得点の方が残念。前半からうちがボールを保持して、いい攻撃ができている時間もあったけど、最後の精度に問題を抱えているかなと思う。うちがいいサッカーをするには運動量が大事。みんなで力を合わせて走ろうと話していた。90分いい走りができたと思う」

●GK西川周作
「勝てれば一番よかったけど、アウェーで無失点というのをプラスに考えている。リーグでは無失点の試合がなかったし、絶対ゼロに抑えたいという強い気持ちがあった。みんな集中して最後までできたのは収穫。相手のストロングポイントはカウンターとセットプレーだと思っていたし、そこをうまく抑えられたことが引き分けにつながったと思う」

(取材・文 西山紘平)

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