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連戦、故障者続出でも負けない広島、「信じられないぐらい成長している」

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[5.1 J1第9節 広島2-1F東京 広島ビ]

 連戦も故障者続出のハンデも跳ね返した。ACLを含め、21日間で公式戦7試合目という過密日程のサンフレッチェ広島FC東京に2-1で競り勝ち、これで公式戦6試合連続負けなし(4勝2分)とした。

 離脱中のDFストヤノフ、DF盛田剛平、MFミキッチ、MF青山敏弘、MF高萩洋次郎に加え、DF森脇良太も右足首痛で欠場した影響で、ボランチには本来FWでリーグ戦初先発となるMF丸谷拓也が入るなど苦しい状況だった。

 それでも前半24分、MF服部公太の左クロスをFW佐藤寿人がヒールで流し、MF山岸智が左足で先制点。後半11分、セットプレーからDF森重真人に同点ゴールを決められたが、同23分、山岸の折り返しをFW山崎雅人が流し込んだ。

 移籍後初ゴールが決勝点となった山崎は試合後のインタビューで「これまでもチャンスはあったのに、なかなか決められなくて。よかったです」と安堵の表情。先発8人を入れ替えた4月27日のACL浦項戦で若手選手が奮闘し、4-3で勝った流れがいい形で継続され、ペトロヴィッチ監督は「これだけたくさんの選手を欠く中で、堂々たる試合をして結果を残している。信じられないぐらい、サンフレッチェは成長していると思う」と胸を張っていた。

(文 西山紘平)

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