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川崎Fvs.柏 試合後両監督会見要旨

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[3.7 J1第1節 川崎F 1-1 柏 等々力]

 昨季2位の川崎フロンターレと同11位の柏レイソルとの一戦は、後半5分に柏MF菅沼実が先制ゴール。だが川崎Fは後半32分に北朝鮮代表FW鄭大世が同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。以下は試合後の両チーム監督会見。

関塚隆監督(川崎)
「もう一点入っていれば、という試合かなと思っています。ただ、初戦でホームでということで、難しい立ち上がりでした。先制点を取って勢いに乗りたかったが後半の立ち上がりに失点してしまった。ただ、その後チーム全体が盛り返して攻撃的にいってくれた。サポーターの皆さんも今シーズン、期待している。白星をプレゼントできればよかったが、今シーズン私たちが目指す全員攻撃、全員守備ということはみんなやってくれたと思う。ハードスケジュールが続くが、これ(全員攻撃、全員守備)をやっていきたいと思いう」

─(横山の投入でもそういう意図を感じたが)両SBをもう少し上げたかったように見えたが、あまりあげられなかった原因は?
「レイソルさんも同じようなシステムできていたので、今日はどうやってイニシアチブを取っていけるかということだったと思う。中盤を支配できればそのタメもできる。前線のキープ力とパスワークでサイドを上げる時間を、今後つくっていかないといけないところだと思う」

─すぐにACLですが、意気込みを。
「まだ今日はリーグ戦のことで頭がいっぱい(笑)。また明日から切り替えていく」

─昨年、途中で体調不良で監督を辞め、今日は久し振りの等々力かと思いますが、感想があれば聞かせてください。
「やっぱり等々力はいいなと。そういう意味では感無量でした」

●高橋真一郎監督(柏)
「今日は攻撃的にやろうと思っていた。前半押し込まれはしたが、守備ははまっていた。(何度もピッチで倒れた)小林祐三はたぶん鼻骨骨折していると思うが、ファイトしてくれたし、古賀も最後の最後で体を張ってくれた。杉山やフランサも含め守備はできたと思うが攻撃では物足りないところがあった」

─J1初采配となりましたが、緊張は?
「あまり緊張はしなかったが、ミーティングで少し噛みました」

─具体的な指示はどのように?
「やはり(中村)憲剛のところを抑えたかったので、彼には李をつけた。もう一つは鄭大世へのロングボールのケアと、そのセカンドボールをしっかり拾おうということ。この2点を押さえるように強調した。
 攻撃では、フロンターレは前に4人の素晴らしい選手がいるが、結構前と後で分かれるので、空いたスペースでフランサが受けて、そこからスピードアップしようと伝えた。ポポと菅沼もいい働きをしてくれたが、もう少し中でプレーしてもよかったんじゃないかとは思う。ただ、リスク管理も言っていたので、両SBが上がりすぎるとジュニーニョとレナチーニョをフリーにしてしまうので、そのへん(のコントロール)は難しかった」

─今日のスタメンについて、2列目の並び方(ポポ、李、菅沼)を理由を教えてください。
「調子が良かったので。太田の調子が悪いということではなくて、3人のほうがいいのかなということで。3人の並びについては流動的にやりなさいと言っていた。ただ、フランサだけは真ん中でということも言っていた」

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