[3.22 J1第3節 千葉 1-1 川崎F フクアリ]
　ともに今季未勝利の16位・ジェフユナイテッド千葉と14位・川崎フロンターレの一戦は前半開始直後に千葉MF谷澤達也が先制ゴール。だが、川崎Fは後半13分にFWジュニーニョが同点ゴールを決め、1-1で引き分けた。

<千葉>
●MF谷澤達也
「ウチはもともと点取れるチームじゃない。逃げ切られないといけなかった。チームは以前に比べると守備の意識が出てきているけど、攻撃でもう少しリスクを負わないといけないと思う」

●MFアレックス
「(川崎Fの中村選手は)いいプレーヤーでいいリズムを作る選手。監督から言われてずっとマンツーマンでマークした。自分でボールを取ったとき以外は攻撃せずにマークに集中した」

●FW巻誠一郎
「点取るチャンスを待っていたけどなかなかなかった。みんなハードワークしていたからしょうがないけど、相手のロングボールへの対応が良くなかったからセカンドボール拾えばもっとチャンスになったと思う。(今日のように)DFラインが下がってしまうと、いい攻撃をすることはできない。ホームなのでもう少しリスクを背負ってやりたかったのが正直なところ」
―引き分けに終わったが?
「勝ち点1取れたけど、上位にいくなら勝ち点3取りたかった。自分たちはしっかりとした戦術の中でプレーしている。自分たちの集中が崩れないように戦っていくしかない」

<川崎F>
●MF中村憲剛
―マンマークについては?
「(対策として)前に出ることで後ろのスペースを空けようとした。だから高い位置をとった。アレックスが攻めに出た後がチャンスだったので狙っていたけど」
―後半はチームもいい内容だったが?
「後半についてはポジティブな面が多かった。後半の球離れの早さやリズムでやれれば大体のチームは崩せると思う」

●MF谷口博之
「(鼻骨骨折の影響で)右目が見えなかったわけではない。ただ、(交代したのは)フェースマスクで足元のボールが見づらかった。(失点場面については)ビデオを見てみないと分からない」

●FWジュニーニョ
「ゲームのスタートで失点してしまった。でもみんなが立ち上がってたくさんチャンスをつくった。ただ、勝ち越せなくて残念。切り替えて再スタートしていきたい」

(取材・文　吉田太郎)