[7・15 ナビスコ杯準々決勝第1戦 鹿島 1-0 川崎F カシマ]
　
　2009Jリーグヤマザキナビスコ杯準々決勝第1戦、鹿島アントラーズ対川崎フロンターレは鹿島がMF小笠原満男の決勝ゴールで1-0で勝った。第2戦は29日に行われる。以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●MF小笠原満男
「2試合の中の1試合。まずは勝ててよかった。(ゴールは)こぼれて来ることを期待した。押し込むことができました。1-0で勝てたのは大きい」
―蒸し暑い中での試合だったが?
「ウチは暑くてもきつくても戦い方が分かっている」
―頭でのゴールは珍しい?
「いえ、初ゴールはヘディングですし。記者さんたちは知らない方もいるかもしれないですけど」
―第2戦へ向けては?
「まだ半分。0-0のつもりでやる。2試合で勝てばいい」

●DF岩政大樹
「まだ次に進んだわけではない。ホームで1-0はいい結果だと思う。ACLを落としてしまったのでリーグ戦だけでなく取りに行くというモチベーション出ていた。チームで試合をうまくコントロールするというか、流れを考えながら出来ている。みんな安定して守ってくれている。失点少ないし、いい循環になっている」

―川崎F相手の完封だったが?
「彼らほどの攻撃陣はモチベーションが上がる。集中しやすい」

―次戦へ向けては?
「まだ90分間ある。守備的にいかず、攻撃的にいきたい」

<川崎F>
●DF久木野聡
「すごい緊張した。(でも)思いきりやることができた」
―いいクロスが上がった場面もあったが?
「決めて欲しかったけど、ああいうのを何本もやれるようにしたい」
―次戦へ向けては?
「あきらめず勝ちます」

●GK川島永嗣
「こっちも向こうも手堅い内容だった。その中で自分たちは90分間しっかりとプレーできていた。後半にフォーメーションが変わった中でチャンスつくれていたし。でももったいない形で失点してしまった。最後のちょっとしたところを詰めてみんなで意識してやりたい」

(取材・文　吉田太郎)