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ともに連勝ならず、新潟と大分は痛み分け

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[9.19 J1第26節 新潟0-0大分 東北電ス]

 アルビレックス新潟大分トリニータは0-0のスコアレスドローで痛み分けに終わった。

 互いに持ち味を出し、チャンスもつくったが、決定力を欠いた。後半に入ると、徐々に大分の運動量が落ち、新潟が攻勢を強めたが、後半16分、DF内田潤の右クロスに合わせたFW矢野貴章のボレーシュートはクロスバーを直撃。同31分、MF千葉和彦のスルーパスを受けたMF松下年宏が鋭い反転から右足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定だった。

 ともに勝ち点3が欲しい一戦で、連勝を逃した。新潟は前節の千葉戦で9試合ぶりの勝利を飾り、ACL出場権獲得のためには最下位の大分から確実に勝ち点3を奪いたかったが、悔やまれるドロー。

 前節の磐田戦に2-1で勝った大分も残留のためには何が何でも勝ち点3が欲しかった。ポポヴィッチ監督は試合後のインタビューで「結果が出なかったのは残念。前半のチャンスを決めていれば、違う結果になったかもしれない」と振り返っていた。

(文 西山紘平)

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