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[ACL]ガンバの息の根を止めた黒津「頂点目指す」

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[6.24 ACL決勝T1回戦 G大阪2-3川崎F 万博]

 「チャンスで決める自信はありました」。2-2で迎えた後半40分、川崎フロンターレのFW黒津勝がアジア王者・ガンバ大阪の息の根を止めた。

 後半20分、動きが落ちたFWジュニーニョにかわり途中交代。フレッシュに前線をかく乱した。ハイライトは後半40分。MF中村憲剛がFWレナチーニョからパスを受けると、PA左スペースに絶妙のスルーパス。黒津はスピードに乗ったランニングで追いつきフィニッシュした。GK藤ヶ谷陽介の横を抜き、ゴールに沈めた。

 「憲剛さんから良いパスが来た。結果的に僕のゴールだけど、皆で掴んだものです」。ゴールの形は長年、中村と合わせコンビネーションの精度を高めてきたものだった。そのゴールでゲームを決めた喜びはひとしおだ。「アジアの頂点を目指して戦いたい。内容よりも良いサッカーして勝てれば最高です」。目標はあくまでもアジアのテッペンだ。

(取材・文 山口雄人)

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