beacon

広島、公式戦4戦目で今季初勝利

このエントリーをはてなブックマークに追加
[3.14 J1第2節 神戸 1-2 広島 ホームズ]

 サンフレッチェ広島が今季公式戦4戦目で初勝利を挙げた。アウェーでヴィッセル神戸と対戦した広島は序盤からFW佐藤寿人のシュートなどで相手ゴールを襲うと21分、MF森崎浩司の左FKからファーサイドのMF中島浩司が先制ヘッド。対する神戸はMF松岡亮輔やDF石櫃洋祐のミドルシュートなどで反撃するも、GK西川周作を中心にゴールを守った広島は後半8分、MF服部公太の左クロスをMF高萩洋次郎が右足ボレーで合わせて2-0とした。

 神戸は24分、相手DFのハンドで得たPKを後半開始から出場のFW大久保嘉人が右足で決めて1点差とし、35分からは同点を目指して特別指定選手の「切り札」FW永井謙佑(福岡大)をピッチへ送り出す。だが41分に2枚目の警告を受けたMFボッティが痛恨の退場。追撃実らず1-2で敗れた。

 広島は6日のJ1開幕戦では後半ロスタイムの失点で清水と引き分け、10日のAFCチャンピオンズリーグでは浦項スティーラーズ(韓国)に同じく後半ロスタイムに失点し、敗れていた。だが、この日は相手にシュート22本を浴びながら最期まで集中を切らさずゴールを死守。広島の中島は試合後のインタビューで「試合終盤につかれて惜しい試合を落としていた。きょうは最後まで戦い抜けた」と納得の表情だった。

(文 吉田太郎)

TOP