beacon

磐田が前田2発などで6発!! 10人の新潟は鈴木武蔵がJデビューも大敗…

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.19 J1第12節 新潟1-6磐田 東北電ス]

 4位ジュビロ磐田は敵地で16位アルビレックス新潟と対戦し、6-1で大勝した。日本代表FW前田遼一が2得点の活躍をみせた。前節の鹿島戦(3-0)に続いての連勝。今季最多の6得点を奪い、ここ4戦で14得点と攻撃陣が好調ぶりをみせている。一方の新潟は3戦勝ちなし(1分2敗)となったものの、FW鈴木武蔵が後半から途中出場でJデビューを果たすと好プレーをみせた。

 試合は前半7分、日本代表DF駒野友一の左CKに飛び込んだDFチョ・ビョングクがこぼれ球を足で押し込み、ゴール。磐田が早くも先制に成功した。さらに前半15分には日本代表FW前田遼一が追加点。右サイドからドリブル突破を仕掛けたMFペク・ソンドンがクロスを入れる。飛び込んだ前田が左足で押し込み、2-0。前田の2戦連続弾でリードを広げた。磐田が主導権を握り、前半を折り返す。対する新潟は前半終了間際のロスタイム2分にDF金珍洙が2枚目の警告を受けてしまい退場。2点のビハインドに加えて、数的不利な戦いを強いられた。

 後半に入っても磐田の勢いは止まらない。後半開始3分にはMF小林裕紀が追加点。MF山田大記がドリブルで持ち込み、左サイドへ展開。DF宮崎智彦の左クロスに小林が飛び込んで右足シュートを決めた。明治大から加入2年目のMFがJ初ゴールを流し込み、3-0と試合を決定づけた。

 新潟は後半からFW矢野貴章に代えて、鈴木武蔵を投入。すると鈴木武が果敢な攻撃で存在感をみせつける。0-3に突き放されながらも後半11分には鈴木武が左サイドからドリブル突破。DFを突き放してのクロスにFWブルーノ・ロペスが飛び込むが、ヘディングシュートはクロスバーを叩いた。同17分には、左サイドからドリブルで仕掛けた鈴木武がPAわずかに手前でチョ・ビョングクに倒され、FKを獲得する。このFKをMF藤田征也が蹴り込むと、これが小林の頭に当たり、オウンゴール。1-3とラッキーな形で1点を返した。

 しかし、その後も磐田が新潟を圧倒。後半23分にはダメ押しの4点目。左サイドからMF松浦拓弥が蹴りいれたシュート性のクロスがそのままゴールへ吸い込まれた。4-1と差を広げる。さらに同34分には前田がこの日2点目。駒野のパスに抜け出た松浦が右クロスを入れる。走り込んだ前田がシュートを決めた。終了間際のロスタイム1分にはドリブルで仕掛けた山田がPA右でフェイントから右足シュート。6点目を突き刺した。6-1で試合は終了。磐田が圧勝した。

 試合後、2得点を決めた前田は「とにかく前にいくプレーを意識していた」とコメント。「もっともっと点を取って、チームを勝利に導きたいと思う」と話すと笑顔をみせた。

TOP