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U-19代表がブラジルに敗れグループB2位で決勝Tへ

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 南アフリカで開催されている『8 Nations International Cup』に出場中のU-19日本代表は現地時間30日、グループB第3戦でU-19ブラジル代表と対戦。1-4で敗れ、今大会初黒星を喫した。日本はグループBの2位となり、現地時間の1日にA組1位のU-19アルゼンチン代表と準決勝を戦う。

 前半30分までは得点の入らない、拮抗した試合だった。しかし、日本代表は同33分に先制点を許すと、40分にも失点を喫して前半を0-2で折り返す。後半に入っても立ち上がりの4分に3点目を決められると、その8分後にも4点目を挙げられて、0-4と差を広げられた。試合終了間際の後半ロスタイムにPKからFW南秀仁が1点を返したが、1-4と大差をつけられた。

 日本サッカー協会によると、スタメン出場したFW久保裕也は「守備の部分では自分達のミスから失点をする、攻撃の部分では最後のシュートまで持ち込める場面でも消極的になってシュートを打たずに相手にボールを奪われるなど、相手がブラジルだからとかではなくすべて自分達に原因があった試合だった。準決勝では同じ過ちを犯さないようにチーム一丸となり戦いたい」と反省した。

 また、吉田靖監督は「残念な結果になったが勇気を持ってチャレンジすれば決して太刀打ちできない相手ではなかったと思う。相手のペースで試合が進むのはある程度予測できたことで、そのような悪い流れの中でいかにして我慢して戦うのか、ができなかった。次の準決勝に向けて気持を切り換えて頑張りたい」と敗戦の中にも手応えを口にした。

[出場メンバー]
▽GK
櫛引政敏(清水)
▽DF
山中亮輔(柏)
川口尚紀(新潟ユース)
岩波拓也(神戸U-18)
秋野央樹(柏U-18)
▽MF
榊翔太(札幌)
(45分→ MF 荒野拓馬(札幌))
田鍋陵太(名古屋)
野津田岳人(広島ユース)
(75分→ FW 南秀仁(東京V))
松本昌也(JFAアカデミー福島)
(60分→ MF 橋本拳人(FC東京))
▽FW
久保裕也(京都サンガF.C.)
廣田隆治(FC岐阜)

[リザーブメンバー]
▽GK
中村航輔(柏U-18)
▽DF
松原健(大分)
鈴木隆雅(鹿島)
高橋祐治(京都)

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