[Fリーグ] 北海道が浜松に3-1で競り勝ち、今季初勝利を挙げる
[6.17 F第2節 浜松 1-3 北海道 代々木第一]
Fリーグは17日、代々木第一体育館で第2節を迎え、第3試合はアグレミーナ浜松とエスポラーダ北海道が対戦した。開始2分にFP室田祐希のゴールで先制した北海道は、その後も攻めこむが、GK山本浩正を中心に守る浜松から追加点を挙げられない。後半に入り、北海道はFP高山剛寛、FP笠間慎也が追加点を挙げ、3-1で勝利している。
前日の第1節で名古屋に1-8で敗れた浜松に対し、北海道は浦安と3-3で引き分け。ともに初勝利を目指しての一戦となった。序盤から北海道が押し気味に試合を進めていく。前半2分には敵陣深くの左サイドでキックインを得ると、高い浮き球を右サイドに蹴る。GK山本の頭上を越えたボールに走り込んだ室田祐が豪快なボレーシュートを突き刺し、北海道が先制点を挙げた。
対する浜松も後方からのロングボールで、攻撃を組み立てていく。前半13分には、縦パスが2本つながり、FP中島涼太が決定機を迎えたが、シュートはゴール右に外れて行った。試合を優勢に進める北海道も、チャンスをつくる。FP鈴木裕太郎がDFと競り合いながらゴールを狙ったが、ここはGK山本がパンチングで防ぐ。同16分には浜松がスピードに乗った攻撃を見せた。最後はFP向島佑介がシュートを放ったが、ボールは右に外れて行った。
18分にも北海道は、浜松の守備を崩してゴール正面からシュートを打ったが、これはGK山本にキャッチされた。その直後には浜松のFP蓮池慎吾もゴールを狙ったが、右に外れる。その後も試合は北海道が優勢に進めたが、2点目を挙げることはできずに、前半を終えた。
後半のキックオフから3分、中島が左サイドで対面したDFをかわし、逆サイドのFP萩原洪拓にパス。萩原のシュートが決まり、浜松が1-1の同点に追いついた。同6分には浜松のFP笠井健太がシュートを狙ったが、ボールはわずかに左に外れて行った。
後半8分には北海道もチャンスを得る。高い位置でボールを奪い、最後は鈴木がシュートしたが、クロスバーの上を越えて行った。同9分にも北海道はCKからFP水上玄太が決定的な場面を迎えたが、シュートを枠に飛ばせない。それでも同11分には、左サイドを突破した高山がシュートを打つと、DFに当たったボールがゴールに入り、2-1と再び北海道がリードする。
後半12分には浜松も中島が右サイドで相手のボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がり、GKと1対1になる。しかし、シュートをGK関口優志に止められて、チャンスを生かせない。同13分には北海道が追加点を挙げる。速攻からのシュートはGK山本に防がれるが、こぼれ球を拾った笠間が流し込み、3-1とリードを広げた。
残り時間が6分30秒を切ったところで、両チームのファウル数は5となり、次にファウルをおかしたチームは、相手に第2PKを与えることになる。後半17分には浜松の笠井がゴール正面でマイナスのパスを受けて右足を強振したが、シュートは大きく外れていった。同17分にも浜松はGK山本のロングボールをゴール前で笠井がヘッドで合わせてゴールを狙ったが、GK関口に止められる。
残り時間が1分を切った時に、北海道は室田祐がGKと1対1になる。室田はヒールリフトでゴールを狙ったが、懸命に腕を伸ばしたGK山本が弾き出し、ゴールを死守する。幼少のころからフットサルに馴染んできた北海道の選手とサッカーどころ静岡出身の選手が随所に高い技術を見せた試合は、3-1で北海道が勝利した。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチには前日の浦安戦に続き、北海道の室田祐が選出された。「昨日は勝ち切れなかったので今日は勝ちきれてよかったです。最後のヒールリフトはボールをカットして1対1になったタイミングで、やろうと決めてやりました。今後も機会があれば、どんどんチャレンジしたいと思います。2試合で勝ち点4取れましたが、昨年は開幕戦に負けて波に乗れなかったので、良かったかなと思います。コンディションは今シーズンは自分がチームを引っ張っていくという気持ちでいたので、コンディションも上がってきています。兄の翔伍ともやりやすいので、そこも見てもらえたらなと思います。チームはプレーオフ進出を目指していますし、個人的にもベスト5を目指して頑張ります。サポーターのみなさんは、2日間、本当に心強い応援をしてくれました。それに応えることができたかなと思います。来週のホーム開幕戦も応援よろしくお願いいたします」と試合後のインタビューで答えた。
この後、第2節・第4試合の湘南ベルマーレ対名古屋オーシャンズの一戦は、17時5分にキックオフする。
第2節 第3試合の結果
アグレミーナ浜松 1-3 エスポラーダ北海道
[エ]室田祐希(2分)、高山剛寛(31分)、笠間慎也(33分)
[ア]萩原洪拓(23分)
第1試合 バサジィ大分 4-1 デウソン神戸
第2試合 シュライカー大阪 3-2 ペスカドーラ町田
第4試合 湘南ベルマーレ-名古屋オーシャンズ 17:05KO
第5試合 バルドラール浦安―府中アスレティックFC 19:10KO
(取材・文 河合拓)
Fリーグは17日、代々木第一体育館で第2節を迎え、第3試合はアグレミーナ浜松とエスポラーダ北海道が対戦した。開始2分にFP室田祐希のゴールで先制した北海道は、その後も攻めこむが、GK山本浩正を中心に守る浜松から追加点を挙げられない。後半に入り、北海道はFP高山剛寛、FP笠間慎也が追加点を挙げ、3-1で勝利している。
前日の第1節で名古屋に1-8で敗れた浜松に対し、北海道は浦安と3-3で引き分け。ともに初勝利を目指しての一戦となった。序盤から北海道が押し気味に試合を進めていく。前半2分には敵陣深くの左サイドでキックインを得ると、高い浮き球を右サイドに蹴る。GK山本の頭上を越えたボールに走り込んだ室田祐が豪快なボレーシュートを突き刺し、北海道が先制点を挙げた。
対する浜松も後方からのロングボールで、攻撃を組み立てていく。前半13分には、縦パスが2本つながり、FP中島涼太が決定機を迎えたが、シュートはゴール右に外れて行った。試合を優勢に進める北海道も、チャンスをつくる。FP鈴木裕太郎がDFと競り合いながらゴールを狙ったが、ここはGK山本がパンチングで防ぐ。同16分には浜松がスピードに乗った攻撃を見せた。最後はFP向島佑介がシュートを放ったが、ボールは右に外れて行った。
18分にも北海道は、浜松の守備を崩してゴール正面からシュートを打ったが、これはGK山本にキャッチされた。その直後には浜松のFP蓮池慎吾もゴールを狙ったが、右に外れる。その後も試合は北海道が優勢に進めたが、2点目を挙げることはできずに、前半を終えた。
後半のキックオフから3分、中島が左サイドで対面したDFをかわし、逆サイドのFP萩原洪拓にパス。萩原のシュートが決まり、浜松が1-1の同点に追いついた。同6分には浜松のFP笠井健太がシュートを狙ったが、ボールはわずかに左に外れて行った。
後半8分には北海道もチャンスを得る。高い位置でボールを奪い、最後は鈴木がシュートしたが、クロスバーの上を越えて行った。同9分にも北海道はCKからFP水上玄太が決定的な場面を迎えたが、シュートを枠に飛ばせない。それでも同11分には、左サイドを突破した高山がシュートを打つと、DFに当たったボールがゴールに入り、2-1と再び北海道がリードする。
後半12分には浜松も中島が右サイドで相手のボールを奪うと、そのままドリブルで持ち上がり、GKと1対1になる。しかし、シュートをGK関口優志に止められて、チャンスを生かせない。同13分には北海道が追加点を挙げる。速攻からのシュートはGK山本に防がれるが、こぼれ球を拾った笠間が流し込み、3-1とリードを広げた。
残り時間が6分30秒を切ったところで、両チームのファウル数は5となり、次にファウルをおかしたチームは、相手に第2PKを与えることになる。後半17分には浜松の笠井がゴール正面でマイナスのパスを受けて右足を強振したが、シュートは大きく外れていった。同17分にも浜松はGK山本のロングボールをゴール前で笠井がヘッドで合わせてゴールを狙ったが、GK関口に止められる。
残り時間が1分を切った時に、北海道は室田祐がGKと1対1になる。室田はヒールリフトでゴールを狙ったが、懸命に腕を伸ばしたGK山本が弾き出し、ゴールを死守する。幼少のころからフットサルに馴染んできた北海道の選手とサッカーどころ静岡出身の選手が随所に高い技術を見せた試合は、3-1で北海道が勝利した。
この試合のマン・オブ・ザ・マッチには前日の浦安戦に続き、北海道の室田祐が選出された。「昨日は勝ち切れなかったので今日は勝ちきれてよかったです。最後のヒールリフトはボールをカットして1対1になったタイミングで、やろうと決めてやりました。今後も機会があれば、どんどんチャレンジしたいと思います。2試合で勝ち点4取れましたが、昨年は開幕戦に負けて波に乗れなかったので、良かったかなと思います。コンディションは今シーズンは自分がチームを引っ張っていくという気持ちでいたので、コンディションも上がってきています。兄の翔伍ともやりやすいので、そこも見てもらえたらなと思います。チームはプレーオフ進出を目指していますし、個人的にもベスト5を目指して頑張ります。サポーターのみなさんは、2日間、本当に心強い応援をしてくれました。それに応えることができたかなと思います。来週のホーム開幕戦も応援よろしくお願いいたします」と試合後のインタビューで答えた。
この後、第2節・第4試合の湘南ベルマーレ対名古屋オーシャンズの一戦は、17時5分にキックオフする。
第2節 第3試合の結果
アグレミーナ浜松 1-3 エスポラーダ北海道
[エ]室田祐希(2分)、高山剛寛(31分)、笠間慎也(33分)
[ア]萩原洪拓(23分)
第1試合 バサジィ大分 4-1 デウソン神戸
第2試合 シュライカー大阪 3-2 ペスカドーラ町田
第4試合 湘南ベルマーレ-名古屋オーシャンズ 17:05KO
第5試合 バルドラール浦安―府中アスレティックFC 19:10KO
(取材・文 河合拓)
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