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駒野がCKで3アシスト!!磐田は4発快勝、札幌は泥沼9連敗

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[7.14 J1第18節 磐田4-1札幌 ヤマハ]

 ジュビロ磐田はDF駒野友一がCKから3アシストを記録し、最下位のコンサドーレ札幌に4-1で快勝した。2試合ぶりの勝ち点3を獲得し、首位・広島と勝ち点6差の4位に浮上。一方の札幌は泥沼の9連敗を喫した。

 相次ぐ故障者に苦しんでいる札幌は前節・新潟戦(0-1)でMF河合竜二も右膝内側側副靭帯を損傷。代わってMF宮澤裕樹が4-3-3のアンカーに入り、出場停止明けのDFジェイド・ノースがDF奈良竜樹とCBを組んだが、セットプレーから立て続けに失点した。

 磐田は前半25分、駒野の左CKに後方から飛び込んだDFチョ・ビョングクがヘディングで叩き込み、先制点。同30分にも再び駒野の左CKにチョ・ビョングクが頭で合わせた。リプレーを見るような連続ゴールで2-0。駒野の正確なキックからチョ・ビョングクが空中戦で強さを発揮し、リードを広げた。

 磐田は後半立ち上がりの2分、ロンドン五輪バックアップメンバーのFW山崎亮平がMF山本康裕とのワンツーからPA内右に進入。マイナスの折り返しにFW前田遼一が右足で合わせ、3-1と突き放す。札幌も後半4分、MF山本真希の左クロスにDF日高拓磨がGK八田直樹に競り勝ち、ヘディングで1点を返すが、直後にまたしてもセットプレーから失点を喫した。

 今度は右CK。駒野のピンポイントキックにMFロドリゴ・ソウトが頭で合わせ、磐田が4-1と再び3点差に広げ、勝利を決定づけた。故障から4試合ぶり復帰となったロドリゴ・ソウトは今シーズン初ゴール。Jリーグデビュー戦で2得点を挙げた昨年8月14日の柏戦(6-1)以来、11か月ぶりの得点となったが、「ゴールは個人的なこと。何よりうれしいのはチームが勝ったこと」と勝利を喜び、「ケガをしていたけど、こうやって戻ってきて、勝利を飾ることができてよかった」と笑みを浮かべていた。

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