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日本vsブラジル 試合後の選手コメント

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[6.15 コンフェデレーションズ杯A組 日本0-3ブラジル ブラジリア]

 コンフェデレーションズ杯が15日、開幕した。日本代表は開幕戦でブラジル代表と対戦。前半3分、FWネイマールに先制点を決められると、後半3分に2失点目。後半ロスタイムにもダメ押しの3点目を許し、0-3で敗れた。

以下、試合後の選手コメント

●FW岡崎慎司(シュツットガルト)
―1トップで先発したが?
「直前に言われました。イメージとしては前線で裏を取っていくということを狙っていた。、相手を引かせれば、その分、(本田)圭佑とか(香川)真司とかが空くと思ったので、もらったときに裏を常に狙っていこうと思っていた。クロスでも何度か触れそうなシーンがあったし、チャンスもあった。個人的にはあれを決めていれば。どこかで個人ではがせる場面がないと、こういう展開になってしまう。点を取るところで取らないと、ああやって前半と後半の立ち上がりにやられてしまう」
―ミスが多かったが?
「グラウンドも相当悪くて、お互いに大事な場面でミスが目立ったという感じがあった。日本の方がそれが多かった。ミスはしょうがないと思うけど、その後のリアクションや、仕掛けていくというところが少なかった。そういうところを意識しないといけないと言ってきたのに、それを露呈した感じ。要所で点を取られて負けたという感じだと思う」
―リズムに乗れなかった。
「それでも、狙っていたプレッシングの形はうまくいっていた。相手がボールを蹴って、それを取って自分たちが仕掛けるというところでちょっと遅れていたのかなと。時間をかけてサッカーをしてしまったので、相手も何人もプレッシャーをかけて囲んでくるということをやってきた。もっと自分たちのサッカーをできればよかった」
―遅れるというのは?
「探すことが多かった。それでも前半は真司や圭佑にいい形で入ったりもしていた。そこでみんながどう動くか。2人の受け手がいるので、そこは前半はうまく機能していたのかなと思う。受けたあとにどうリアクションを取っていくかというところ。クロスではチャンスがあったのかなと。相手もマークを外していたので」
―どこにブラジルの強さを感じた?
「個人個人がやるべきことをやっている。仕掛けてくるときもSBとネイマールのところが何回もチャレンジしたりとか、ワンツーすると見せかけてもう一度戻して、そこで時間をつくったりしていた」

●MF香川真司(マンチェスター・U)
「これが結果だと思うとすごく悔しい。ただ、この試合を見る限り、僕たちは攻守において完敗だった。僕たちがしっかりと気持ちを持って挑んだ試合でこれくらいの差があるのかと思うと、すごく悔しいというよりは、これが結果なのかという残念な気持ちでいっぱいです」
―ブラジルは思ったより手強かった?
「ブラジルはもちろんそうだけど、アウェーでこういう試合を滅多にできるわけじゃない中で、トライしなかった。あれだけ勝ちに行くと言っておきながら、それをしなかった。示す作業もせずに終わったという感じで、すごく悔しいというかもったいないです」
―失点を恐れていた?
「前半の最初に決められて、最初が大事だという中で決められた。ただ、あれは防ぎようがない。決めた選手を褒めるべき。だから選手は切り替えるべきだけど、どこかでもう1点を失いたくないという気持ちがあった分、攻撃の部分でなかなか前にいく姿勢やリスクをかける姿勢、そういう精神的なところで後手に回った前半だった。ただ、前半は最低、0-1でいいという考えもあって、後半、必ずチャンスも生まれてくるということをみんなが思っていた。でも後半の最初にまたやられて、みんなが精神的にも(がっくりと)きた失点だったかなと」
―パスの成功率が低かったが?
「そうですね……。まだちょっと整理がつかないけど、個人の能力で片付けるのもあれだけど、僕らはもっとやれるし、やらなきゃいけない中で、どうしても消極的なサッカーになっていた。それに尽きる」
―昨年10月よりも衝撃的な試合だった?
「はるかにそうですね。この前より重い敗戦。この前の方が収穫があった。チャレンジできた。今回は真剣勝負というか、その中で僕たちはチャレンジできなかった。それは大きな問題」
―相手がエリア近くで人数をかけて守っていた?
「常に数的不利な状況が今日は多かった。選手の連動性もなかった。こういう戦いでそれを出さないと厳しいとあらためて感じたし、人数をかけていかにリスクを冒して攻めるかというのをあらためて感じた」
―今日つかんだものもある?
「どうですかね。出てこないですね、言葉がうまく。ただ、次につなげていかないと。これで終わりじゃないし、W杯でも初戦で負ける可能性は十分にある。イタリア戦に切り替えて、まず今日はしっかり切り替えることが大事です」
―ボールを触る回数が少なかったのでは?
「今日は90分間、ボールに関わる回数も明らかに少なかった。前線の選手はだれが勝負してもいいけど、だれかが起点にならないといけない中で、その作業も今日はできなかった。その責任を感じるし、そのチャレンジができなかった自分にも腹立たしい。今日は本当に出てくるものがマイナスなことなので、これ以上マイナスなことを言っても仕方がない」
―日本はやっぱりチャレンジしないといけない?
「それはもちろん、そういう前提で入った中でチャレンジできなかった。精神的なもろさが出た。こういう中で精神的に消極的になる試合があってはいけないし、もっとチャレンジしないといけないと思っている。そこができなかったことが悔しい」
―ブラジルがプレッシャーを感じている様子はなかった?
「前半に先制して、彼らはリラックスして試合に入っていたと思う」

●MF清武弘嗣(ニュルンベルク)
「守備の隙をうまく突けなかった。後半からスペースが空いてくると思ったので、チャンスがあるかなと思っていたけど、交代になってしまったので。守備の時間を減らすのが一番だと思うけど、守備がきつかったですね。パスも引っかかっていたし、身体能力でカバーしているとは思っていたけど、普通に強かったので、今日はもう……」

●MF長谷部誠(ボルフスブルク)
「開始早々にあのようなゴールを決められて難しくなったし、相手に余裕を持たせてしまった。先制点は痛かった」
―コンディションは?
「僕はイラク戦に出ていなかったのでコンディションは悪くなかったけど、ピッチコンディションはあまりよくなかった。その中でブラジルもミスをしていたけど、ブラジルの方がこういうピッチでもしっかりとしたプレーができていた」
―アウェーで戦うブラジルの印象は昨年10月と違った?
「正直、あまり違いは感じなかった。前回も最後の精度や1対1の局面で自分たちとは差があったし、今回もその差は感じた。ホームだからもっと来るかなと思っていたけど、そこまで来なかったのは先制点を取って余裕が出たというのもあったと思う」
―欧州遠征のときよりも攻撃の時間が少なかったが?
「シュートに行くまでのところは何回かあったけど、決定的なチャンスはほとんどなかった。得点だけ見ても最後のところの精度の差は明らかにあると思う」
―世界との差を感じた?
「その差を言葉で説明するのは難しいけど、間違いなく差はある。すべての部分で差があった。あと1年でいかに埋められるかというところになってくると思う」
―ブロックをつくって守る形が多かったが?
「前半は特にブロックをつくって守備をしようと。後ろで回されている分にはあまり怖くなかった。ブロックをつくっているときはそんなに危ないシーンはなかったと思う。ハーフタイムに監督から『もう少し行け』と言われて、多少前から行ったけど、そうするとカウンターを受ける可能性が増すので、その怖さはあった。戦い方としてどちらがいいのか分からない」
―ブラジルの中盤は流動的だったが?
「10月に戦ったときはショートカウンターでかなりやられたので、そこは警戒していた。カウンターから危ない場面はそんなにつくられなかったと思う。ただ、ブラジルはそれだけじゃない。1点目、2点目みたいにサイドからゴールを決められる。ああいうところで一瞬でも隙を与えると世界トップレベルのチームにはやられる」
―ネイマールとオスカルが頻繁にポジションチェンジをしていたが、やりづらさは?
「ネイマールとオスカルは逆サイドにボールがあるときもこちらの右サイドにいたので、そこはウッチー(内田)と見ながら対応した。ネイマールに関してはウッチーが結構抑えていたと思う」

●MF遠藤保仁(G大阪)
「バイタルエリアを使いながら中でも外でも攻撃ができるのがいいし、そのあたりで僕らがうまくゲームがつくれればよかった。SBがうまく上がっていきながら厚みのある攻撃を増やしていかないとチャンスはつくれない」
―ブラジルにサッカーをやらせてもらえなかった?
「自分たちのミスも多かったし、最後のところで簡単にやらせてはいけない。相手の逆を突くようなことももうちょっと増やしていきたい」
―前回、0-4で負けたときから差は縮まっているか?
「個人的な印象ではポーランドでの試合の方がやりづらかった」
―攻撃を組み立てられなかった?
「もうちょっと動かしながらやる必要があるし、動かせば必ずギャップが生まれるので、出し入れをもうちょっとやっていかないと、一発で簡単にはやらせてくれない。いい距離感でやっているときは間違いなくバイタルエリアを使えているので、プレッシャーがあってもなくてもそういう形をつくっていきたい」
―チームとしてやりたいことができなかった?
「前回は前半から高い位置でやるという約束事でやっていたけど、今回はある程度CBに回させてもいいという感覚でやっていた。前から行ったら行ったで後ろにスペースができるので。前半、何度か外から危ない場面をつくられたけど、中からは崩されていないので、外に追い込みながらボールを取り切れるようにすれば、ピンチも少なくなると思う」
―次の試合に向けては?
「終わったものは取り返せないし、今日出た課題もあるので、修正して、次は対戦相手も違う。気持ちを切り替えてやっていかないといけない。もう一回自信を持って、次もいい相手なので、今日よりいいゲームをしないと勝ち点3は取れない」

●MF細貝萌(レバークーゼン→ヘルタ)
―監督の指示は?
「0-2の状況で入って、監督から指示は特になかったけど、ボランチの一角に入るということと、長谷部さんが前に出たときは自分が残る、どっちかが上がったらどっちかが必ず真ん中に残るということだった。負けている状況だったけど、これ以上失点してはいけないということだったと思うし、その中で失点したことは残念。(自分が入って)バランスを整えることで、そこからショートカウンターを狙う感じだった」
―ブラジルの印象は?
「自分は出る時間が短くて、見ている時間の方が長かったけど、個の能力が高いし、トップクラスの選手たちだったと思う。パウリーニョとかボランチの選手はレベルが違うなと感じた」
―ブンデスリーガでやっていても違いを感じた?
「個の能力はブンデスも高いけど、それとは種類が違うというか。グスタボもバイエルンではあまり出ていない選手だけど……」
―ブラジルとの差は?
「点を取るところ、点を取る時間帯。前半の頭、後半の頭、後半の最後。そこできっちり点を取るのが世界のトップクラスなのかなと思う」

●DF長友佑都(インテル)
「すべてにおいてレベルが違う。もう悔しいという気持ちを通り越している」
―昨年10月の対戦時と比べてブラジルとの差は変わった?
「何も変わっていない。むしろ(差は)開いている」
―公式戦ということで違いは?
「向こうも本気を出して、気持ちが入っていた。これが本当の世界のトップなんだと感じた。僕はずっとW杯優勝を目指すと言ってきたけど、腹を抱えて笑われるレベル」
―目標設定を修正する必要もある?
「修正する必要というか、目標をグループリーグ突破にするんですか? その目標を立てて、もしグループリーグを突破したとき、そこで達成感が出たらチームは終わる。相当厳しいというのは、僕自身、みんなよりも分かっているけど、そこを目指さないといけない。グループリーグ突破とか、ベスト8を目標にして、そこにたどり着いたとき、その先が見えない。この結果で言うのは恥ずかしいけど、トップを目指したい。自分の人生なんで。笑われても構わない。笑ってください」
―ブラジルとの差はどれぐらいある?
「中学生とプロのレベル。僕が中学生のレベルで、向こうがプロのレベル。個のレベルが違いすぎる。ただ、レベルの差を感じつつも、1対1で仕掛ければやれるというのもあった。越えられない壁ではないと思っているし、僕の努力次第。詰められるレベルだと思うし、この1年の僕の努力次第だと思っている」
―チャレンジする部分が少なかった?
「前回の方がチャレンジはできていたと思う。監督もそのことについてはハーフタイムにすごく厳しく言っていた。『ウォーミングアップは終わっただろう』『チャレンジしなければいけない』と。チャレンジという部分も足りなかった。チャレンジなくして、この試合をやった意味があったのかなというぐらい。ちょっと情けない」
―挑戦していこうという選手が少なかった?
「終わってから(本田)圭佑とも話したけど、個のレベルが違い過ぎる。今の日本代表でブラジル代表に入れるかと言ったら、だれ一人入れない。本当に一人ひとりがトップを目指して、向上心や貪欲な気持ちを持っていかないと、この1年で差は埋まらないと思う」

●DF内田篤人(シャルケ)
「0-3。うーん、妥当かな。もう少し点を取られてもおかしくなかった。前半は特に自分たちのミスが多かった。監督も言っていたけど、『いつまでウォーミングアップしているんだ』みたいな」
―パス成功率も半分くらいだった。相手のプレッシャーが強かった?
「相手が来ていたというよりは、相手を感じるのが強かったかな」
―『ウォーミングアップ』というのは試合の入りが悪かったという意味?
「監督は『もう少しできるはずだ』と、前半が終わったときに言ってましたけどね」
―前半3分の失点をどう捉えている?
「失点自体はしょうがないけど、時間帯が早かった。前半を0-1で終われたのは良かったけど」
―2点取られたら終わりという恐怖感があった?
「点は取りにいきたいけど、向こうもディフェンスはうまいからね。1トップのオカちゃん(岡崎)がつぶされるシーンもあったし、変なカウンターもあった」
―ネイマールとのマッチアップは?
「彼がエースであるといのは分かっていたし、1対1で負けてはいけないと思っていた。ドイツでも1対1は自分の中で意識しているし、彼をしっかり抑えられれば、他の国とやっても大丈夫かなと」
―1対1で抑えるために意識したことは?
「飛び込まないことと、逆を取ってくるのがうまいので先を読むこと。あとは、ボランチとCBの位置を確認しながら、縦に来るのか中にいくのかというイメージをしていた」
―前回の対戦で生きたことがある?
「一回やれば、相手のイメージは自分の中にあるので。でもいつもギリギリのところだったけど」
―後半の最初の失点が痛かった?
「もう少しだれかがボールに行けたらね。1点目と同じような失点の形かなと思いますけど」
―昨年10月の対戦時と比べてブラジルとの差は?
「どうですかね。上から見ていてどうでした?」
―今回の方が差があった。
「向こうもホームだし、今回はちゃんとやってきた感じはある。まあ、簡単じゃないですよ」
―岡崎の1トップで右のコンビネーションに違いもあった?
「出発前のミーティングで知った。オカちゃんもそれで知ったんじゃないかな。清武はボールを持てれば本当に生きるし、ニュルンベルクでもトップ下みたいにやっている。でも守備に回るというか、試合前に『右サイドはバランスを見てくれ』と個人的に言われていたので。もちろんネイマールもいるので、そこらへんの守備のところ、ネイマールとガッツリ1対1だと思って今日は試合に臨んだので、そこらへんはしょうがないかなと思います」
―イタリア戦までに何をどうしていきたい?
「コンディションもしっかりやらないといけないし、勝ち点は拾えなかったけど、精神的な部分。まだ一つしか終わっていないとポジティブに行くことが必要だと思う。監督がイタリア人なので、恥ずかしい試合はできないし、上にいくためにはもう落とせない。大事な試合です」
―監督のためにも負けられない?
「選手はみんなそう思っていると思いますよ。スタッフもイタリア人がたくさんいるし、日本人の監督が向こうでやっていれば、日本には負けたくないと思うでしょうし」
―今日の失点は個の違い?
「シュートは枠に飛ぶし、いいところに来る。本当に1歩2歩だけど、それは今、言っていることではないし、5、6年前から言っていること。分かってはいるんですけどね。どうしても向こうもうまいですから」
―個人的には手応えを感じたのでは?
「ネイマールと1対1ばかりだったので、負けないようには思っていた。嫌がってくれていればいいけど。ネイマールに聞いて、『あいつ大したことねえ』と言われれば、別に大したことないですけど」

●DF吉田麻也(サウサンプトン)
―3失点とも時間帯が悪かったが?
「1点目は素晴らしいシュートだった。2点目は取られちゃいけなかった。0-1でハーフタイムを迎えて、守備で我慢して、何とかこっちが先に点を取りたかった。2点目が痛かった。3点目は不必要だった」
―昨年10月に対戦したときよりもプレスの位置が低かったが?
「ホームでよりアグレッシブで、よりボールを持つ時間が長くなったけど、(守備の)狙いは悪くなかった。ハメに行っても、ブラジルはボランチがサイドを使いながら外していく。無理にハメずに、ブロックをつくってからプレスをかけた。悪くはなかったし、そこからの失点はなかった。ただ、ボールを奪ってから攻撃に結び付けられなかった」
―2失点目の場面は?
「ワントラップされているし、時間を与えてしまったのがもったいない。クロスに対して下がりすぎた。ボランチも下がりすぎて、マークがハッキリしなかった。飛び込んだけど、間に合わなかった」

●DF今野泰幸(G大阪)
―1点目は相手のシュートが素晴らしかった。
「これが世界のスターだなと。あれを大事な大会で決めるのがスターなんだなと感じた」
―今日の試合でポジティブなところは?
「ポジティブなところはあまりない。結局は3失点しているので……。中央を崩されて崩されてというのはなかったけど、2つはサイドからで、一つはカウンター。崩されたという失点はなかったけど、収穫はなかった。それぐらいやれて当たり前だと思うし」
―昨年10月の対戦から差は縮まった?
「0-4から進化しているところを見せたかったけど、全然進化していない。自分たちが伸びていないということを実感させられる厳しい試合だった」
―攻撃でチャンスをつくれなかった。
「チャンスになりそうなところでプレッシャーがきつくて、ボールを取られて、逆にカウンターを受けることが多かった。ブラジルのプレッシャーがすごかった」

●GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
「立ち上がりのところでもう少し強くいかないといけなかったし、その失点がゲーム自体を難しくしてしまった。球際もそうだし、前後半含めて弱かったのかなと」
―1点目はPAのすぐ外からだったが、警戒していた?
「打ってくるというのはもちろん分かっていた。でも、あそこでフリーでやらせたら、相手の技術も高い。相手に対して厳しくいくところが大事になってくると思う」
―ミスが多かった?
「もっと自分たちのサッカーをやりたいと思うし、チャレンジもできたと思う。そういう意味では満足できない。結果も含めて満足できない」
―イラク戦から間もないし、移動の疲労もあったのでは?
「そんなことは自分たちで考えている暇もない。実際にW杯本大会になれば移動もしないといけない。すぐにイタリア戦もある。だからこういう移動があったりする中でも、やらないといけないという環境は変わらない。こういう中で自分たちが持っているコンディション以上のものを出せるか」
―去年との違いはあった?
「相手が去年以上のプレッシャーを高い位置からかけてきていたのは多少ある。ただ、自分たち自身がもっとボールを動かせていたところもあると思う。相手のやり方の違いもあったと思うけど、自分たちがもっとやらないといけなかったと思う」

(取材・文 西山紘平、矢内由美子)

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