クラブ・ワールドカップ(W杯)は17日、準決勝を行い欧州王者のバイエルン(ドイツ)とアジア王者の広州恒大(中国)が対戦した。前半40分にMFフランク・リベリのゴールで先制したバイエルンは、その後も後半7分までの間に2点を重ね、3-0で快勝。21日に行われる決勝に駒を進めた。

　序盤からバイエルンが、広州恒大を圧倒する。前半16分にはMFチアゴ・アルカンタラのシュートはポストを叩く。同25分にはトニ・クロースのシュートもクロスバーに嫌われたが、広州恒大に近づいていく。

　迎えた前半40分には、FWマリオ・マンジュキッチのポストプレーから、チアゴがシュート。これはDFに阻まれたが、リベリが詰めてゴールネットに突き刺した。前半終盤に先制したバイエルンは、一気に広州恒大を突き放す。右サイドからチアゴが入れたクロスに、マンジュキッチがヘッドで合わせて2-0として前半を折り返した。

　後半7分にはMFマリオ・ゲッツェのミドルシュートも決まり、勝利を決定づけたバイエルン。追加点こそ挙げられなかったが、終始、広州恒大を圧倒して3-0で決勝進出を決めている。21日の決勝では、18日に行われる南米王者のアトレティコ・ミネイロ(ブラジル)対開催国王者のラジャ・カサブランカ(モロッコ)の勝者と対戦する。

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