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[高校MOM149]境DF片岡義貴(3年)_V弾男が見せた“大人びた”プレー

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[12.31 全国高校選手権1回戦 東久留米総合 0-1 境 西が丘]

 境のDF片岡義貴(3年)は広川雄一監督が「“走り”では負けない」と語るチームの中でも、運動量に定評がある選手だ。170㎝、59kg。細身の体格と控えめな笑顔が似合うルックスからは想像できないほど、攻守両面で躊躇がない。

 決勝点になったシュートは見事だったが、そもそも、オーバーラップのタイミング、ポジショニングも抜群だった。難しいことを、当たり前のようにできる。“子供”のようで、プレーは大人びている。

卒業後は、一般推薦で拓殖大学外国語学部英語学科への入学が決まっているという。
「東京に行きたかったんです」

本音なのか???
それとも冗談交じりのコメントなのか???

「英語は得意な学科ですが、将来のことは、まだ考えていません。大学でサッカーを続けるかどうかも決めていません」

ただ、高校最後の選手権に賭ける思いは強い。

「2回戦で勝ったことがないので、勝って、歴史を作りたいです」

(取材・文 木次成夫)

特設:高校サッカー選手権2009

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