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先制弾の日本高校選抜・赤崎「外国人とどれだけやれるか確かめたい」

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[3.7 静岡県ヤングサッカーフェスティバルU-18の部_2 静岡県高校選抜 2-2 日本高校選抜 草薙]

 日本高校選抜FW赤崎秀平(佐賀東)が、鮮やかな先制ゴールを決めた。前半13分、赤崎はMF柴崎岳(青森山田)からのスルーパスを引き出すと、右サイドからドリブルでゴールへ近づき右足を一閃。会心の先制ゴールに「味方が前を向いたときに、はっきり動こうと意識していた。(柴崎)岳がいいパスをくれました」と微笑んだ。
 
 昨年、J1浦和が獲得に乗り出すなど注目を集めたストライカー。この冬の全国選手権でチームは初戦敗退し、自身もノーゴールに終わったが、高校選抜では2試合連続で2トップの一角として先発。前線の核を担う赤崎はゴールでチームの期待に応えた。

 チームはU-18Jリーグ選抜戦(2月27日)に続き引き分けたが、欧州遠征で出場する第70回ペリンツォーナ国際ユースサッカー大会については「(高校選抜は)能力ある選手がそろっている。ヨーロッパでは優勝したい」と宣言。今春の筑波大への進学を経て将来再びプロを目指すFWは「現時点で、外国人相手にどれだけやれるか確かめたい」と欧州での“力試し”へ意気込んでいた。

(取材・文 吉田太郎)
[高校サッカー]

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