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横浜FMvs川崎F 試合後の選手コメント

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[3.20 J1第3節 横浜FM4-0川崎F 日産ス]

 J1第3節は20日、各地で7試合を行い、日産スタジアムでは横浜F・マリノス川崎フロンターレに4-0で快勝した。前半8分にMF中村俊輔が復帰後初ゴールとなる先制点。前半12、40分にMF山瀬功治が連続ゴールを決め、後半15分にもDF栗原勇蔵がダメを押した。
以下、試合後の選手コメント

<横浜FM>
●FW山瀬功治
「うちのチームがよくないときは、全員が引いてボールを受けに行ってしまうとき。前回の試合もできるだけ引かずに高い位置でプレーしようと心がけていたし、個人としてはそれを続けるだけ。前回はMFだったけど、なるべく引かないで、高い位置をキープしながら相手のゴールに向かう動きとかドリブルとかを心がけていた。それが今日もできたと思う」
―チームとして裏に飛び出す動きが多かった。
「相手のDFラインが高かったこともあって、いい形で裏を突けた。でも、こういう相手だけじゃないし、相手のラインが低いときにどう裏を突くかが大事」

●MF中村俊輔
「みんな意思の疎通ができている。そういうのは去年の浩吉さん(木村浩吉前監督)がつくったものだと思うし、俺はそれに肉付けできればいい。去年が大きいと思うよ」
―先制点の場面は?
「あれは自分の前に来たクリアボール。前にDFもいなかったからね。もし、DFがいても、横に流して打てるようにならないと」
―よくボールが回っていたが?
「みんなボールを持てるし、さばけるし、何より重要なのは動けること。みんな走れるからね。それをかみ合わせるのが自分の役目かな。我慢してサイドに張っていたり、そういうバランスとか。相手もつかみづらいはずだし、それぞれの良さを引き出したい」

●MF狩野健太
「この2試合の結果は自信になる。シュンさん(中村)といい距離感で、自分がボールを持ったらすっと顔を出してくれたりする。そういうところをもっとつめていきたい」
―惜しい左足のミドルシュートがあったが?
「コースが空いてたんで。打っちゃえと。自分は結果を出さないといけないので」

<川崎F>
●MF稲本潤一
「完敗。それ以外ない。切り替えてやる必要がある」
―4点差がついた要因は?
「ひとつひとつの小さいこと。DFと前線の間を詰めるとか、球際とか。そういう細かい部分を向こうは100%やってきたのに、こっちはできなかった。カバーリングとか、小さいところで差が出た」
―俊輔との対決ということで注目もされたが?
「それを見に来てくれるお客さんもいるし、ありがたいこと。そういう対戦はこれからもあるし、楽しんでもらえたらと思う。個人的には向こうに俊輔がいるから特別なことをやるわけではなく、いつもの自分のプレーを心がけた」
―試合内容については?
「早い時間に失点して計画が崩れたというのはあるけど、焦った攻撃になって、こぼれ球を拾われてやられる場面も多かった。もうちょっと慎重にやるべきだった。まず90分間、集中すること。しっかりチームの士気を上げてやっていきたい。精神的な部分で成長することが必要だと思う」

●DF小宮山尊信
「内容どうこうより、失点してみんなの気持ちが落ちていたのが悔しかった。そこは修正できるし、気持ちの部分を修正していきたい」
―昨季まで所属していた横浜FMとの試合だったが?
「やっぱり負けたくなかった。残念です」

●GK川島永嗣
―ケガ人が多い状況だが?
「ここ2試合はなんとか結果を残すことができていたけど、今日は残念な結果になった。でも、現状は変わらない。こういう中で自分たちが何をできるか。いい準備をすることが大事だし、せっかく1週間空いたのに残念な結果になった」
―俊輔の先制点の場面は?
「狙っているコースはイメージできていたけど、無回転気味のボールで、最後に伸びてきた。流れ的には2点目の方が大きかった。ずるずるといかせないことが大事で、それを心がけていたけど、結果的にできなかったのは残念」

(取材・文 西山紘平)

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