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前期最終節、首位・明治大が初黒星!:関東

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第84回関東大学サッカーリーグ戦
関東1部リーグ


 第84回関東大学サッカーリーグ戦1部は20日、前期最終節を行った。
 9勝1分で2位・駒澤大に勝ち点10差をつけて首位を独走する明治大は、その駒大と対戦。相手のタイトな守備の前になかなか決定的なチャンスをつくれなかった明大は0-0の後半18分、CB林堂眞(3年=習志野高)の縦パスから抜け出した駒大FW棗佑喜(4年=丸岡高)に先制ゴールを決められてしまう。ジュビロ磐田加入内定のMF山田大記主将(4年=藤枝東高)、MF小林裕紀(4年=ヴェルディユース)中心に必死の反撃を見せる明大だが、CB金正也主将(4年=神戸科学技術高)や守護神・岡大生(4年=清水商高)の守る駒大ゴールを最後までこじ開けることができず、0-1で敗戦。開幕から11戦目で初黒星を喫した。
 
 駒大と勝ち点18で並ぶ3位・中央大は2連覇中の流通経済大と対戦。後半17分に途中出場のMF奥山慎(2年=帝京高)が決めた決勝ゴールにより1-0で勝った。4位の国士舘大は慶應義塾大のMF加美義人(4年=済美高)に先制ゴールを奪われたが、後半34分にDF塩谷司(4年=徳島商高)のゴールで追いつくと、37分にはMF金子昌広(2年=正智深谷高)が頭で決勝ゴールを決めて2-1で逆転勝ち。また、5位の筑波大はMF森谷賢太郎(4年=横浜FMユース)、FW瀬沼優司(2年=桐光学園高)、FW赤崎秀平(1年=佐賀東高)が前半に決めた3得点などにより4-2で法政大に勝利している。

 そのほか、6位の順天堂大はMF田内翔太(3年=近大附高)の決勝ゴールなど後半の逆転劇により、拓殖大との昇格組対決を2-1で勝利。神奈川大はFW村岡拓哉(2年=日本大学高)が挙げた1点を守り、早稲田大を1-0で下している。

[前期リーグ]
【1部第11節】(6月20日)
[国立西が丘サッカー場]
早稲田大 0-1 神奈川大
[神]村岡拓哉(71分=補・鈴木将也)

明治大 0-1 駒澤大
[駒]棗佑喜(63分=補・林堂眞)

[熊谷スポーツ文化公園陸上競技場]
筑波大 4-2 法政大
[筑]森谷賢太郎(11分=PK)、瀬沼優司(12分=補・八反田康平)、赤崎秀平2(29分=補・小澤司、49分)
[法]深町伸太朗(46分=補・浅田大樹)、上野恭平(58分=PK)

流通経済大 0-1 中央大
[中]奥山慎(62分)

[古河市立古河サッカー場]
順天堂大 2-1 拓殖大
[順]岡本達也(50分)、田内翔太(53分=補・天野純)
[拓]添田哲也(19分)

慶應義塾大 1-2 国士舘大
[慶]加美義人(15分)
[国]塩谷司(79分=補・金子昌広)、金子昌広(82分=補・塩谷司)

<写真>明治大vs駒澤大
(取材・文 吉田太郎)

大学サッカー特設:関東1部

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