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神戸・17歳小川がチーム最年少先発。「体を寄せられると…」

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[4.24 J1第8節 川崎F3-0神戸 等々力]

 ヴィッセル神戸のFW小川慶治朗が川崎F戦に17歳9カ月10日で先発し、チームの最年少先発出場記録を塗り替えた。

 ユースに所属しながらトップの試合にも出られる二種登録選手だが、FW都倉賢と2トップを組んで出場。「先発はきょうのミーティングで言われた。でも、練習で入ってたので、準備はしてました」という本人の言葉通り、持ち味のスピードとドリブルを披露。堂々のプレーをみせた。

 ただ2点を先行されたこともあり、後半16分に途中交代。シュートは0に終わった。小川は「ゴールを決めたかった。都倉さんの落としたボールを狙うイメージは出来ていたけど…。今日感じた課題はフィジカルです。体を寄せられたら、何もできなかった」と悔しがった。

 小川はいわゆるプラチナ世代で、この日は同世代のG大阪FW宇佐美がゴールを決めたほか、京都FW宮吉も出場を重ねている。「意識はしていない。自分は自分」と話したが、先日は「負けたくない」とも話していた。“神戸の至宝”も彼らに続き、そして追い抜く-。この日の一歩を、大きな一歩に変えるつもりだ。

<写真>厳しいマークに苦戦する神戸FW小川
(取材・文 近藤安弘)

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