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[プリンスリーグ]得点王MF小室が2発!筑陽学園が4位から首位浮上:九州

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 JFAプリンスリーグ(U-18)九州は8日、1部と2部の各第7節を行った。

 前節まで勝ち点13で1部首位の大分トリニータU-18(大分)は11位の東福岡高(福岡)と対戦した。ここまでリーグトップの21得点をたたき出していた攻撃陣がこの日は沈黙。すると、後半36分に東福岡MF木下良太に決勝ゴールを許し、0-1で敗れた。

 大分U-18と並んで勝ち点13の2位・日章学園高(宮崎)も敗れた。5位・大津高(熊本)と対戦した日章学園はDF川下卓哉の先制ゴールなど2度のリードを奪いながら追いつかれると、後半29分に大津FW米良知記に勝ち越しゴールを献上。35分にもMF中村次郎にダメ押しゴールを奪われ2-4で敗れた。

 3位のアビスパ福岡U-18(福岡)も後半1分にMF菊本侑希のゴールで先制しながら、7位・鹿児島城西のU-19日本代表候補MF鮫島晃太とFW餅井和輝にゴールを許し、1-2で逆転負けを喫した。

 首位に立ったのは前節まで首位と勝ち点2差で4位だった筑陽学園高(福岡)だ。鹿児島実高(鹿児島)と対戦した筑陽学園は前半7分、ここまで6戦8発で得点ランキング首位のMF小室和也が先制ゴール。鹿児島実の反撃を封じた筑陽学園は後半ロスタイムにも小室が2点目のゴールを奪って2-0で勝ち、混戦のリーグ戦で首位に躍り出た。

 その他、6位の鵬翔高(宮崎)はエースMF白坂拓也のハットトリックの活躍などで神村学園高(鹿児島)に5-2で快勝。国見高(長崎)対東海大五高(福岡)は1-1で引き分けた。

【九州1部】
[第7節]
神村学園高 2-5 鵬翔高
[神]津田幸祐(32分)、砂田琢巳(49分)
[鵬]白坂拓也3(1分、37分、52分)、松村和希(61分)、中濱健太(83分)

鹿児島城西高 2-1 福岡U-18
[鹿]鮫島晃太(60分)、餅井和輝(75分)
[福]菊本侑希(46分)

筑陽学園高 2-0 鹿児島実高
[筑]小室和也2(7分、90分+3)

大分U-18 0-1 東福岡高
[東]木下良太(81分)

大津高 4-2 日章学園高
[大]宮本清史朗(38分)、米良知記2(52分、74分)、中村次朗(80分)
[日]川下卓哉(19分)、藤岡浩介(40分)

東海大五高 1-1 国見高
[東]福島康太(41分)
[国]大町将梧(59分)

【九州2部】
[第7節]
佐賀東高 2-2 海星高
[佐]幸松隠(11分)、坂田研(46分)
[海]永田憲哉2(39分、87分)

長崎日大高 1-0 ルーテル学院高
[長]久保田駿斗(70分)

九州国際大付高 2-2 佐賀北高
[九]木下篤海2(28分、43分)
[佐]原尭(15分)、磯崎恭亮(32分)

アミーゴス鹿児島U-18 3-2 折尾愛真高
[ア]仮屋宣博(19分)、肥後紀之(47分)、茶園大貴(60分)
[折]植田雄太(57分)、中村慶介(82分)

宮崎工高 2-3 那覇西高
[宮]戸敷亮吾(66分)、鈴木雄大(71分)
[那]富銘隆憲(70分)、仲宗根良太2(73分、75分)

出水中央高 0-2 大分鶴崎高
[大]水元有志2(74分、85分)

(文 吉田太郎)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
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