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[女子アジア杯]なでしこジャパンは2連勝でGL突破

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 来年ドイツで開催される女子W杯の予選を兼ねた女子アジア杯(中国)は22日、グループリーグ第2戦を行い、なでしこジャパンはタイに4-0で快勝し、2連勝でグループリーグ突破を決めた。

 8-0で大勝したミャンマー戦から先発9人を変更した日本は前半28分にFW高瀬愛実のゴールで先制すると、前半42分にMF中野真奈美、前半ロスタイムにMF宇津木瑠美が加点。後半10分にもFW安藤梢がダメ押しゴールを決めた。

 日本は24日のグループリーグ最終戦で北朝鮮と対戦する。

<出場メンバー>
GK
山郷のぞみ
DF
岩清水梓
豊田奈夕葉
MF
宇津木瑠美
宮間あや
(46分→菅澤優衣香)
南山千明
上尾野辺めぐみ
川澄奈穂美
中野真奈美
FW
高瀬愛実
(84分→山口麻美)
安藤梢
(76分→澤穂希)

以下、JFA公式サイトより選手コメント

●FW安藤梢
「前半はゴールが決められずにいたので、後半にゴールを決めることができてよかった。得点のシーンはボールをもらう前から、シュートを打つつもりでイメージができていました。最終戦は絶対に勝ちたい試合。今日の試合より、もっと激しいものになるでしょうし、また気持ちを引き締めていきたいと思います」

●FW高瀬愛実
「先制点は正面だったので、しっかりと(ゴールが)見えました。でも、試合では自分はがむしゃらになりすぎて、周りが見えていなかった。自分は受けのところをやろうと思っていたけど、なかなか距離感がつかめませんでした。安藤さんが合わせてくれるので、やりやすいです。よく動きを見てくれている。だからこそ、自分がもう少し、状況が見えていれば、チャンスをもっとつくれていたと思いますし、今行くべきか、止まるべきか、判断ができていればもっと早く点が取れたとも思います」

●MF宇津木瑠美
「ミドルシュートは…いいの入りましたね(笑)。ミドルはずっと狙っていました。打てる選手が打たないとダメですよね。決めることができてよかったと思います。前半にテンポが上がらなかったのは、相手のペースに合わせまいとしながらも、どこかで合わせちゃってたからだと思います。あと、レギュラー組だと、個でできることもあるし、アイデアも豊富。今日のチームだと、誰かが動いてからの動きだしになりがちなので、どうしても単調になってしまう。自分も含めてそういうところは課題として残ります」

(文 西山紘平)

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