高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第15回は九州の名門・大津高(熊本)のGK村越大暢選手(3年)です。今春、川崎フロンターレのキャンプに参加するなど評価の高い九州地区を代表する守護神。村越選手の今年にかける意気込みとは?

―今年のチームについていかがでしょうか?
「そうですね、すべての学年にいい選手がいるので、ライバルでもありますが、団結できています。自分としては自分のことよりチームのことを考えたい。最近失点が多いので、もっとシュートストップとコーチングを向上させたい。仲間を動かすことだったり、ピンチのときのセーブだったり、まだ守護神となりきれていないところがあるので、そこはしっかりとしたいです」

―個人的な目標は?
「自分の目標はより上に上がること。チームとしてより上に上がっていくための手助けが出来ればいいと思っています」

―大津のGKは毎年豊富な人材を誇っていると思います。
「自分を含めて、去年ほど揃ってはいないと思うので、みんなで切磋琢磨して、お互いを伸ばしていきたいと思います。僕は怪我で出遅れてしまったので、その分を取り戻したいです」

―理想のGKはいますか?
「そうですね、理想としている選手はいませんが、好きな選手はカシージャス(R・マドリー)ですね。

―最後にチームとしての目標は?
「毎年全国制覇を目指しているのに、まだ一度も成し遂げていないので、今年こそは成し遂げたいです。そのためには自分がもっとゴールを守っていかないといけない。ギリギリで止められる選手になりたいと思っています」

(取材・文　安藤隆人)

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「Youth star voice」
[高校サッカー]