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「Y☆voice_16」鹿児島城西MF鮫島晃太「もっと危険な位置でプレーしていきたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第16回は08年度の全国高校選手権で決勝進出した鹿児島城西高(鹿児島)のU-19日本代表候補MF鮫島晃太主将(3年)です。Jクラブが熱視線を送る、高校年代を代表するセンターハーフの今年の目標とは?

―今年はキャプテンに就任しました。
「キャプテンとしてチームが苦しいときに声を出していないといけないですね。みんながバタバタしているときに、どこで落ち着かせるかを考えて実行するのが自分の役割だと思っています」

―怪我から復帰して、今の状態はどうでしょうか?
「膝の調子も悪くないし、体力もだいぶ戻ってきていると思います。後は状況判断やサポートの質を向上させて、パスの選択肢を増やしていかないといけないと思っています。まだまだ自分として少ないと感じるので」

―U-19日本代表合宿に参加されましたが、代表も意識していますか?
「やっぱり意識しますね。でもこの間の合宿のときはもっとやれたと思います。もっとボールを散らせたと思う。やっぱりもっと危険な位置でプレーをしていきたい。そのためにはもっと高い位置でボールを受けるようにしないといけない。どうしてもまだ真ん中の安全なポジションでボールを受けてしまうので、もっと高い位置でボールを受けるように意識していきたい。これから暑くなってくるので、アジリティーの面も向上させていきたいです。今のままだと夏にもっと厳しくなってしまうので」

―チームの目標は?(取材は総体予選前)
「まずは全国に出たいです。昨年は一度も出られなかったので、今年は全国の舞台に立ちたいです」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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