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「Y☆voice_17」米子北FW谷尾昂也「得点王は意識せず、自分のいいところを出すこと」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第17回は昨年の全国高校総体準優勝校・米子北のFW谷尾昂也選手(3年)です。全国総体では2年生ながら得点王に輝き、躍進のけん引役となったストライカー。高校3年となった今年掲げる目標とは?

―昨年の活躍で今年は注目されていると思います。
「去年はインターハイで得点王になって、そのプレッシャーがずっとありましたが、今年に入ってからは、それを意識せずに、自分のいいところを出すことに集中できています」

―自分のいいところとは?
「90分間走りきれることですかね。あとは裏への抜け出しやヘッドだと思います」

―今年のチームと去年のチームの違いは何ですか?
「去年よりセカンドボールは拾えないけど、サイドが使えるし、しっかりと繋げるようになりました。クサビも増えて、クサビを受けるプレーが好きなので、よりプレーのバリエーションが増えたと思います。これは昨年もそうでしたが、今ひとつになっていて、非常にモチベーションが高いチームになっています」

―昨年の経験は生きていますか?
「そうですね。大きな経験が出来たと思います。ゴールを常に意識することの重要性を痛感しました」

―今年の自分のプレー面で成長したところは何ですか?
「CKやFK、クロスに合わせる力は去年よりアップしていると思います」

―個人的なこれからの目標とチームの目標は?
「どの試合でも自分が点を取って勝ちたいし、もっと周りをうまく使いたいです。チームとしてはインターハイですね。予選でまず境を倒して、インターハイで去年できなかった全国制覇をしたいと思います」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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