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[C☆voice_18]筑波大DF原田圭輔「昨年は何も。今年は自分の限界を超える」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第18回は名門・筑波大の“稲妻”SB原田圭輔選手(4年=藤枝東高)です。2年時にはレギュラーとして全日本大学選手権決勝進出に大きく貢献した左SBも、昨年は度重なるケガで出場機会すらわずか。ただ大学最終年の今年はコンディションが整い、毎試合圧巻のスピード、攻守での強さを発揮し、仙台の練習に参加するなどJクラブも注目する存在となっています。苦しんだ昨年の思いも含め、今年にかける快足SBの目標とは?

―昨年はケガに泣かされた
「とにかく今年はケガをしないこと。昨年はほとんどやっていないですから。筋トレで身体をつくるというのもあるし、とにかく今年は自分の限界を超えようとやっています」

―今年の筑波は慶應に5-1で勝ったり、手のつけられない試合をするが
「結果が出ていなかった時もあるけれど、やろうとしていたことが出来てきている。だけどもっとできると。球際だってもっといけると思うし、自信をもってやれば自分たちはもっとボールをつなぐこともできる。慶應戦は自分もふつうのプレーはできたけど、まだまだ。自分自身では攻撃も守備ももっとできると考えている」

―今現在の自身の特長は?
「左サイドでボールを持ったときの1対1なら勝てる自信がある。これはもっともっと突き詰めていきたい」

―仙台に練習参加していたが?
「フィジカルは通用したと思うし、1対1は勝てていた。自信になりました」

―今年の目標を
「可能性のあるタイトルは全部取りたいし、やる試合は全部勝つ。天皇杯も取りたいと考えています。Jのクラブと練習試合をやっても、筑波の方がいいサッカーをしている。勝負できると思います。将来のこともありますけれど、まずは自分にできること、サイドで仕事をしていくことだと思います」

(取材・文 吉田太郎)

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