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[Y☆voice_22]山梨学院FW加部未蘭「シュートをどんどん決めたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第22回は1月の全国高校サッカー選手権優勝で優勝した山梨学院高(山梨)の09年U-18日本代表候補FW加部未蘭選手だ。選手権は怪我のために万全ではなかったが、本来はボールを持った時のスピードとフィジカルの強さ、そして技術も備えた超高校級のストライカー。特別指定選手としてヴァンフォーレ甲府に登録された加部選手の現在の目標とは?

―プロの練習に参加してみていかがでしたか?
「ボールを持って仕事が出来ても、クサビを受けるまでの動きに課題が残りました。相手がどこに出して欲しいのか、自分の中で曖昧になってしまって、そこが課題ですね」

―もうすぐインターハイ予選が始まります。
「1年生のときはインターハイが終わってからメンバーに絡んだので、試合には出られませんでした。怪我もあって、試合に出られなかった。なので、今年は出場して、試合に出たいですね」

―最高学年になって、気持ちの変化などはありますか?
「特に変化はありませんが、ピッチ外でも、ピッチに立っても、自分が引っ張っていかないといけないと思うようにはなりました。新人戦、関東大会予選と、自分はベンチでずっと見ていたのですが、自分たちにどこが足りないのかが分かった。今度は自分がピッチに立って、周りとのコンビネーションを高めて行きたいと思います。新人戦、関東大会予選は気持ちの部分でも相手に負けていたので、まずはそこからですね」

―全国チャンピオンとして参加するインターハイ予選はどう戦いますか?
「相手は引いて守ってくるので、ドリブル突破や遠めからのシュートをどんどん決めて行きたいです」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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