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前回準Vのフランス、10人のウルグアイを攻め切れず

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[6・11 10年W杯GL・A組 ウルグアイ0-0フランス ケープタウン]

 10年南アフリカW杯は11日、開幕を迎え、大会初日2試合目でウルグアイとフランスが対戦。優勝経験国同士の一戦は、02年W杯GLの当時の対戦同様、退場者が出る荒れた展開でスコアレスドローに終わっている。

 ウルグアイは3-5-2システム。GKはフェルナンド・ムスレラ。3バックにはディエゴ・ルガーノディエゴ・ゴディンマウリシオ・ビクトリーノが並び、Wボランチはディエゴ・ペレスとエジディオ・アレバロ。右MFにマキシミリアーノ・ペレイラ、左MFにはアルバロ・ペレイラが張り、イグナシオ・ゴンサレスがトップ下に構える。2トップはルイス・スアレスディエゴ・フォルランが並んだ。

 一方のフランスは4-3-3のシステム。GKはウーゴ・ロリス。DFラインは右からバカリ・サニャウィリアム・ガラスエリック・アビダルパトリス・エブラ。Wボランチにはジェレミー・トゥラランアブ・ディアビが入り、トップ下にヨアン・グルキュフ。右ウィングにシドニー・ゴブ、左ウィングにフランク・リベリが張り、ニコラ・アネルカのワントップという布陣になっている。

 試合は序盤、積極的に仕掛けるフランスが主導権を握る。前半7分には左サイドを突破したリベリがゴール前にグラウンダーのクロス。ゴブが中央で合わせるが、惜しくも右に外れた。さらに同18分、左サイドで得たFKを、グルキュフが角度の無い所から直接シュート。GKムスレラがかろうじて弾き、CKへ逃れた。

 後半に入ると、ウルグアイは63分にゴンサレスに代えてニコラス・ロデイロを投入。反撃を試みると、フォルランを中心にフランスゴールへと迫った。しかし、同80分にアクシデントが襲う。サニャに危険なタックルを見舞ったロデイロが、この日2度目の警告で退場。数的不利となり、ペレスに代えてセバスティアン・エグレンを投入するなど守備的な対応に追われた。

 千載一遇のチャンスを得たフランスは途中出場のティエリ・アンリフローラン・マルダアンドレ・ピエール・ジニャックらが中心となってウルグアイ・ゴールに迫るも、守りを固めたウルグアイがゴールを許さず、そのまま試合終了となった。

 次節、ウルグアイは16日に開催国南アフリカと、フランスは17日にメキシコとそれぞれ対戦する。

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(文 宝田雅樹)

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