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[ナイキカップ]“精鋭部隊”「NIKE ELITE SELECTION EAST」が旭に逆転勝ちでGS突破

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[6.12 THE NIKE CUP JAPAN GSグループB第2戦 旭高 2-4 NIKE ELITE SELECTION EAST 時之栖]

 今大会に臨む合同チームを結成するために100人以上が受験したトライアルをパスした“精鋭部隊”「NIKE ELITE SELECTION EAST」。練習期間わずか1日というハンデを「個」の強さで乗り越えて6月27日の東日本大会ノックアウトステージへの進出を決めた。

 メンバーには高校生を中心に、守備陣には中学生の姿も。一見バラバラに映った「NIKE ELITE SELECTION EAST」だったが、旭高(神奈川)に2度のリードを奪われながらも4-2で逆転勝ちし、2連勝で最終戦を残してのグループステージを突破を決めた。

 試合開始直後の1分に旭高MF山内陸也に先制ゴールを奪われた。それでも18分にDFラインの背後へ飛び出したFW大野慎介がGKをかわし同点ゴールを流し込む。大野、FW大澤優介、MF小林徹、MF石井孝典と個人で相手の守備ブロックに穴を開けることのできる選手が並ぶ「NIKE ELITE SELECTION EAST」。24分に旭高FW西山哲也に勝ち越しゴールを奪われたが、逆に火がついた「NIKE ELITE SELECTION EAST」はここからその攻撃力で相手を凌駕した。

 前半終了間際、右サイドでボールを持った大野がタッチライン際を駆け抜ける小林へとスルーパス。その折り返しをファーサイドの大澤が押し込み、同点に追いつく。そして後半18分、右サイドをえぐった大野の折り返しを大外から走りこんだ小林が決めてついに勝ち越した。さらに23分には途中出場のFW中釜滉輝が試合を決定付けるヘディングシュート。会心の逆転劇でノックアウトステージ進出権をもぎ取った。

 試合終盤は足を攣らせる選手が続出するほど、攻守に走り回った「NIKE ELITE SELECTION EAST」。どのライバルにも勝る闘争心と負けん気の強さをピッチ上で爆発させている。ノックアウトステージではさらなる強敵が待ち構えることとなるが、一度火がついた時の爆発力は手がつけられないだけに、さらなる“サプライズ”を起こすことも期待できそうだ。

(取材・文 吉田太郎)
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