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オランダは3連勝で首位通過、カメルーンは初の3連敗

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[6・24 10年W杯GL・E組 グリーン・ポイント]

 10年W杯は24日、E組最終戦のオランダ-カメルーン戦が行われ、オランダが2-1の勝利を収め、3連勝で首位通過を果たした。

 すでに敗退が決まっているカメルーンは、4-4-2システム。GKがスレイマヌ・ハミドゥで4バックは右SBに第2戦でボランチだったジェレミ・ヌジタップが入り、CBはステファン・エムビアニコラ・エンクル、左SBにベノワ・アス・エコット。中盤はフラットに右からランドリー・エングエモジャン・マクンオーレリアン・シェジュガエタン・ボングが入り、マクン以外は今大会初先発。2トップは、サミュエル・エトーのコンビにエリック・シュポ・モティンが入り、第2戦から実に5人のメンバーを入れ替えてきた。

 一方、すでに決勝トーナメント進出を決めているオランダは、お馴染みの4-3-3システム。GKはマールテン・ステケレンブルフで、4バックは右から、今大会初先発のハリド・ブラールズ、ヨン・ヘイティンハ、ヨリス・マタイセンジョバンニ・ファン・ブロンクホルストと並び、中盤はマルク・ファン・ボメルナイジェル・デ・ヨングのダブルボランチで、トップ下にウェズレイ・スナイデルが位置。3トップは右からディルク・カイトロビン・ファン・ペルシーラファエル・ファン・デル・ファールトとなっており、第1・2戦からは警告を一枚受けている右SBグレゴリー・ファン・デル・ビールのみ変更となっている。

 試合は前半36分、ラファエル・ファン・デル・ファールトのスルーパスをディルク・カイトがスルーすると、抜け出したロビン・ファン・ペルシーがGKスレイマヌ・ハミドゥの股下を抜いてオランダが先制した。

 後半に入ると、カメルーンも反撃を開始。後半19分にPA手前でFKを得ると、ジェレミ・ヌジタップが直接シュート。これを壁に入っていたファン・デル・ファールトが手でブロックしてしまい、カメルーンがPKを獲得。サミュエル・エトーが確実に決め、同点に追いついた。

 その後、オランダはファン・デル・ファールトに代えて負傷明けのアリエン・ロッベンを投入。すると後半38分、そのロッベンがPA手前から強烈なミドルシュートを放つと、ポストに当たったこぼれ球を同じく途中出場のクラース・ヤン・フンテラールが押し込み、逆転に成功。そのまま逃げ切り、勝利を収めた。

 この結果、首位通過のオランダは、28日に決勝トーナメント1回戦でスロバキアと対戦。一方、敗れたカメルーンは出場6度目にして、初のGL3連敗となった。

<写真>先制点を決めるファン・ペルシー
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(文 宝田雅樹)

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