ドイツが乱打戦制し、2大会連続の3位に!!
[7・10 10年W杯3位決定戦 ウルグアイ2-3ドイツ ネルソン・マンデラ・ベイ]
10年W杯は10日、3位決定戦のウルグアイ-ドイツ戦が行われ、ドイツが3-2で勝利を収め、2大会連続の3位となった。
ウルグアイは準決勝とシステムを変更し。4-2-3-1シスタム。GKはフェルナンド・ムスレラ、4バックは右SBに出場停止明けのホルヘ・フシレが入り、CBには負傷明けの主将ディエゴ・ルガーノ、がディエゴ・ゴディンとコンビを組んだ。そして左SBは前回と同じマルティン・カセレスが入っている。中盤はエジディオ・アレバロとディエゴ・ペレスのダブルボランチで、右にマキシミリアーノ・ペレイラ、左にエディンソン・カバーニ、トップ下にディエゴ・フォルランが並ぶ。ワントップは出場停止明けから復帰したルイス・スアレスが務めた。
一方のドイツは今大会お馴染みの4-2-3-1システムで、GKは今大会初先発のハンス・ヨルク・ブット、4バックは右SBの主将フィリップ・ラームが風邪で欠場するため、ジェローム・ボアテングが入り、CBはペア・メルテザッカー、アルネ・フリードリヒ、左SBに今大会初出場となるデニス・アオゴが入った。中盤はサミ・ケディラとバスティアン・シュバインシュタイガーのダブルボランチで、2列目は右から出場停止明けのトーマス・ミュラー、メスト・エジル、風邪で欠場のルーカス・ポドルスキに代わりマルセル・ヤンセンと並び、GLガーナ戦以来となるカカウが4試合ぶりに1トップの先発を務めた。なお、W杯通算得点記録更新が注目されているドイツFWミロスラフ・クローゼだが、この試合は背中痛のため欠場している。
試合は序盤、ドイツが積極的に攻め込む。前半10分、右CKからエジルがゴール前にクロスを入れると、フリードリヒのヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。そして前半19分、中盤で相手のクリアボールを拾ったシュバインシュタイガーがフリーで強烈なミドルシュートを放つと、ウルグアイGKムスレラがゴール前に弾く。こぼれ球をミュラーが詰めて、ドイツが先制した。
しかし、ウルグアイも反撃を開始。前半28分、中盤でシュバインシュタイガーからボールを奪ったD・ペレスが素早く前線にボールを送ると、スアレスがゴール前にスルーパス。抜け出したカバーニが冷静に右隅へ流し込み、ウルグアイが同点に追いついた。
さらに攻勢を仕掛けるウルグアイは前半42分、フォルランのスルーパスに抜け出したスアレスがGKと1対1に。右足を振りぬいたシュートは惜しくも左に外れた。
後半に入ると、前半終盤の勢いそのままにウルグアイが攻勢を強める。同6分、右サイドをスアレスとのワン・ツーで突破したアレバロがゴール前にクロス。これをフォルランが鮮やかなダイレクトボレーで叩き込み、ウルグアイが逆転に成功した。
しかし、その直後の後半11分、ドイツが同点に追いつく。右サイドからボアテングがゴール前に鋭いクロスを送ると、ヤンセンが頭で合わせ、すぐさま試合を振り出しに戻した。
そして後半37分、右CKからエジルがゴール前にクロスを上げると、フリードリヒがDFと競り合いながらゴール前に折り返す。ルガーノに当たって浮いた球をケディラがヘディングで押し込み、ドイツが逆転に成功した。
後が無くなったウルグアイもここから猛攻を開始。後半ロスタイム、PA手前で獲得したFKをフォルランが直接シュート。しかし、ボールは無情にもクロスバーに直撃し、それと同時に試合終了を告げるホイッスルが鳴らされた。
勝利を収めたドイツはこれで2大会連続4度目の3位に。一方、敗れたウルグアイは3位決定戦3連敗となり、3度目の4位となった。
<写真>3位の記念撮影に収まるドイツチーム
(文 宝田雅樹)
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10年W杯は10日、3位決定戦のウルグアイ-ドイツ戦が行われ、ドイツが3-2で勝利を収め、2大会連続の3位となった。
ウルグアイは準決勝とシステムを変更し。4-2-3-1シスタム。GKはフェルナンド・ムスレラ、4バックは右SBに出場停止明けのホルヘ・フシレが入り、CBには負傷明けの主将ディエゴ・ルガーノ、がディエゴ・ゴディンとコンビを組んだ。そして左SBは前回と同じマルティン・カセレスが入っている。中盤はエジディオ・アレバロとディエゴ・ペレスのダブルボランチで、右にマキシミリアーノ・ペレイラ、左にエディンソン・カバーニ、トップ下にディエゴ・フォルランが並ぶ。ワントップは出場停止明けから復帰したルイス・スアレスが務めた。
一方のドイツは今大会お馴染みの4-2-3-1システムで、GKは今大会初先発のハンス・ヨルク・ブット、4バックは右SBの主将フィリップ・ラームが風邪で欠場するため、ジェローム・ボアテングが入り、CBはペア・メルテザッカー、アルネ・フリードリヒ、左SBに今大会初出場となるデニス・アオゴが入った。中盤はサミ・ケディラとバスティアン・シュバインシュタイガーのダブルボランチで、2列目は右から出場停止明けのトーマス・ミュラー、メスト・エジル、風邪で欠場のルーカス・ポドルスキに代わりマルセル・ヤンセンと並び、GLガーナ戦以来となるカカウが4試合ぶりに1トップの先発を務めた。なお、W杯通算得点記録更新が注目されているドイツFWミロスラフ・クローゼだが、この試合は背中痛のため欠場している。
試合は序盤、ドイツが積極的に攻め込む。前半10分、右CKからエジルがゴール前にクロスを入れると、フリードリヒのヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。そして前半19分、中盤で相手のクリアボールを拾ったシュバインシュタイガーがフリーで強烈なミドルシュートを放つと、ウルグアイGKムスレラがゴール前に弾く。こぼれ球をミュラーが詰めて、ドイツが先制した。
しかし、ウルグアイも反撃を開始。前半28分、中盤でシュバインシュタイガーからボールを奪ったD・ペレスが素早く前線にボールを送ると、スアレスがゴール前にスルーパス。抜け出したカバーニが冷静に右隅へ流し込み、ウルグアイが同点に追いついた。
さらに攻勢を仕掛けるウルグアイは前半42分、フォルランのスルーパスに抜け出したスアレスがGKと1対1に。右足を振りぬいたシュートは惜しくも左に外れた。
後半に入ると、前半終盤の勢いそのままにウルグアイが攻勢を強める。同6分、右サイドをスアレスとのワン・ツーで突破したアレバロがゴール前にクロス。これをフォルランが鮮やかなダイレクトボレーで叩き込み、ウルグアイが逆転に成功した。
しかし、その直後の後半11分、ドイツが同点に追いつく。右サイドからボアテングがゴール前に鋭いクロスを送ると、ヤンセンが頭で合わせ、すぐさま試合を振り出しに戻した。
そして後半37分、右CKからエジルがゴール前にクロスを上げると、フリードリヒがDFと競り合いながらゴール前に折り返す。ルガーノに当たって浮いた球をケディラがヘディングで押し込み、ドイツが逆転に成功した。
後が無くなったウルグアイもここから猛攻を開始。後半ロスタイム、PA手前で獲得したFKをフォルランが直接シュート。しかし、ボールは無情にもクロスバーに直撃し、それと同時に試合終了を告げるホイッスルが鳴らされた。
勝利を収めたドイツはこれで2大会連続4度目の3位に。一方、敗れたウルグアイは3位決定戦3連敗となり、3度目の4位となった。
<写真>3位の記念撮影に収まるドイツチーム
(文 宝田雅樹)
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