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広島は退場者を出し今季ワースト5失点・・・

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[7.14 J1第11節 広島0-5C大阪 広島ビ]

 サンフレッチェ広島は退場者を出したために守備が崩壊し、今季ワーストの5失点で敗戦。3試合連続勝ち星なしで9位に後退した。

 怪我のため長らく戦線離脱していたMFミキッチが先発復帰し、ほぼベスト布陣が敷けた広島だが、前半ロスタイムにMF髙萩洋次郎が2枚目の警告を受けて退場したため、ゲームプランが崩壊した。

 後半9分に先制点を許すと、集中力が一気に低下。同29分にはMF中島浩司のクリアミスがオウンゴールにつながり追加点を献上してしまった。最後までリズムを取り戻すことができず、香川真司が抜けたC大阪攻撃陣に翻弄されて失点を重ねた。

 広島によると、ペトロヴィッチ監督は「0対5で負けたあと、こういった場(監督会見)で話すのは簡単ではない。ただ、それもサッカーだ。前半は2カ月の中断明けということもあり、両チームが慎重に入っていたように思う。槙野のシュートがポストに当たったが、残念ながらゴールには入らなかった。そしてまた残念なことに高萩が前半終了間際に2枚目のイエローカードで退場した」と不用意な退場で流れが変わったことを嘆いた。

 それでも、「ただ、大敗はしたがそれですべてが終わるわけではない。昨年は川崎に0対7で負けたが、4位に入ることができた。大敗のあとでも、ポジティブなものはある」と前を向き、今後の巻き返しを誓っていた。

(文 近藤安弘)

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