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C大阪、家長&高橋の移籍初ゴールなどで5発大勝

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[7.14 J1第11節 広島0-5C大阪 広島ビ]

 セレッソ大阪が広島を相手に敵地で5発大勝し、3連勝。順位も6位に浮上した。MF香川真司がドルトムントに移籍したため、攻撃力低下が懸念されたが、そんな不安を吹き飛ばした。

 前半こそ0-0で折り返したが、同ロスタイムに広島MF高萩洋次郎が2枚目の警告を受けて退場した“隙”を見逃さない。後半9分にFWにコンバートされている家長昭博が先制弾を決めると、攻撃陣が乗った。

 後半29分にオウンゴールで加点すると、同34分にはアマラウ、同38分には高橋大輔、同40分には播戸竜二が続き、5-0大勝に導いた。ともに今季、大分から加入した家長と高橋にとっては、移籍後初ゴール。攻撃のカギを握る男たちのゴールは今後に弾みがつくだろう。

 C大阪によると、家長は「初ゴールまで長かったです。これが終りってわけじゃないけど。(得点して)自分以上に皆が喜んでうれしかったです。大事な試合で決められる選手じゃないといけないので」と攻撃のキーマンとしての自覚を覗かせていた。

 対する高橋は「3月の開幕みたいにつまずかないよう、最初からエンジン全開でやっていかないと、目標に届かないので、そういう意味でも今日の再開ダッシュというか、そういう結果を出せてよかったと思います」と勝利を振り返り、移籍初ゴールについては「結果がずっと欲しかったので、自分の得意な形(ヘディング)で取れたのは今後につながると思います」と喜んでいた。

(文 近藤安弘)

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