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川崎Fvs大宮 試合後の選手コメント

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[7.14 J1第11節 川崎F 0-0 大宮 等々力]

 14日、J1が約2ヵ月ぶりに再開。暫定5位の川崎フロンターレと同16位の大宮アルディージャとの一戦は0-0で引き分けた。以下、試合後の選手コメント

[川崎F]
●MF稲本潤一
「きつかった。結果はついてこなかったけれど出てよかったと思う。ただ足が攣ったのは残念だったけれど、ずっと試合に出ていなかったというのもある。気候、湿気になれる必要はあると思う。時差は解消したけれど暑さは対応する必要がある。(過去数年に渡り過ごした)欧州の夏は涼しいし、この時期は試合をやっていない。(昨夏から)1年半休まずにやるスケジュールなのでコンディション調整が難しいと思う。これからしっかりやっていきたい」

―ワールドカップからの切り替えは?
「(川島ら)テレビなどに多く出ていた選手は難しいかもしれない。でも(控えだった)僕らはそんなに難しくない。ワールドカップに出た経験は貴重だけど、(試合にあまり出ていないし)個人の充実はなかった。その分、チームでモチベーション高くできると思う」

●MF中村憲剛
「どっちかがミスしたら失点するような試合だった。こっちとしては勝てたと思うし、向こうから見ても勝てたと思っていると思う。勝ってふたりを送り出したかったけれど」

―チャンスを活かしきれなかった
「決めるところをしっかり決めないと。それは本人が一番わかっていることだと思う。(チームとして)攻めが迫力不足というか、バリエーションを持たせたいけれど。簡単じゃない。みんなとは久しぶりだったけれど、90分やれたのはよかった」

―2人の移籍については
「クラブから欧州へ移籍する選手が出てきたけど、彼らを一番近くで見てきたのは選手たち。(みんな)彼らが何をやってきたのか肌で感じている。(川島は)代表でも一緒だったし、一番一緒にいた選手だから寂しい。テセも入ってきた頃から知っている。オレもふたりに負けないように頑張る。みんなで盛り上げていく」

―次節は鹿島戦だが
「(ポイントは)立ち上がりだと思う。アウェーの試合だし否が応でも気持ちは高ぶると思う。引き分けでもOKだとは思わない。勝ちたい」

●GK相澤貴志
―久々の出場だったが?
「緊張はしなかった。試合に入るいい準備はできていた」

―シュートを受けて出血する場面もあったが?
「鼻血が出ただけ。大丈夫。至近距離だったので体に当たればと思っていた。ゼロで終わったのはボクにとってもよかった」

―川島選手からは何と?
「『ナイスキーパー』と。言葉は酸くないけれど(これからについては)お互い頑張ろうという感じだった」

[大宮]
●DF深谷友基
「(川崎Fは)DFとDFの間を狙って早いスルーパスを出してくるイメージがあったけれど、閉めて対応した。下では通されなかったけれど浮き球で何回か裏を突かれた。これは僕らの課題でもある。(きょうは)引き分け狙いで来ていないし、今の順位からひとつでも上に上がっていかなければならない。(チャンスを逃した一方で川崎Fが)普通ならなんでもないシュートを外したりウチにも運があった。これから、90分間集中する試合を毎試合続けないといけない」

●MF青木拓矢
「2列目から飛び出すことはいわれていた。相手の中盤との違いはすごくある。タイプは確かに違うけれどパスの判断、ゲームをコントロールするところ。(決定機があったが)最後しっかりと決めないといけない。あれを決めていれば勝てたし、最後のところを改善しないと勝てない」

(取材・文 吉田太郎)

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