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仙台は関口の今季初ゴールで先制も、OGで引き分け10戦白星なし

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[7.27 J1第15節 仙台1-1広島 ユアスタ]

 ベガルタ仙台は広島に1-1で引き分け、これで10試合連続(4分け6敗)で勝ち星から見放された。腹筋の肉離れから3試合ぶりに先発復帰したMF関口訓充が今季初ゴールを決めたが、後半33分にオウンゴールを犯してしまい逃げ切れなかった。

 先制点は理想的な形で決まった。朴柱成が左サイドからパスを入れると、新加入のFW朴成鎬のポストプレーから、関口が右足でゴールネットを揺らした。その後、フェルナンジーニョの突破を軸に攻め込む時間もあったが、ゴールが遠かった。エリゼウ、鎌田次郎のCBコンビを中心に守備陣が粘ってリードを保っていたが、あと少しのところで不運な形で失点を喫した。

 仙台によると、手倉森誠監督は「後半の序盤のチャンスで2点目を取れれば非常に楽になるという展開を取り切れずに、オウンゴールという不運で勝ち点1だった」と悔やんだ。ただ、チーム浮上の雰囲気も感じているようで、「大きな一歩とはなりませんでしたが、半歩進めたと選手と話しました。8月を挽回の月にしていきたい」と巻き返しを誓った。

(文 近藤安弘)

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