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広島、元日本代表・山岸が復帰戦で怪我再発

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8.15 J1第18節 川崎F2-0広島 等々力]
 サンフレッチェ広島の元日本代表MF山岸智が、川崎F戦で7試合ぶりに先発で戦列復帰したが、左ふくらはぎの違和感を再発させて前半だけで交代する不運に見舞われた。
 「恩返し弾とか思ってたけど……。またちょっと痛めた。前半25分くらいからです。まずいかなと思い、ベンチに言いました。ほんとに残念です」
 7月上旬に痛め、以降、6試合を欠場してリハビリに専念してきた。運命か、古巣・川崎F戦を前に回復。「違和感もなかったし、1週間、いい練習ができていた」と完全復調したかに思えたが、まさかの再発となった。
 チームは後半、運動量が落ちて、サイドを攻略されて2失点。山岸が残っていれば……とも思わせる内容だった。苦手の川崎Fにこれでリーグ戦は9試合、ナビスコ杯を入れて11試合連続(4分け7敗)で勝利をつかめなかった。
 7月上旬に怪我をしたときと比べると、今回の症状は軽いようだが、次戦は中2日で18日(大宮戦)。「歩いていても違和感を感じる。ムリはできないですね。ほんと残念です」と山岸は表情を曇らせた。16日にも精密検査を受ける予定だが、サイドMFはミキッチも怪我で離脱しており、軽症であることを祈りたい。
<写真>広島DF山岸
(取材・文 近藤安弘)

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