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[C☆voice_26]流通経済大GK増田卓也「超えなければいけない壁がある」

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 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第26回はロンドン五輪代表候補としても注目の守護神、流通経済大GK増田卓也選手(3年=広島皆実高)です。全日本大学選抜でも守備の柱としての役割を託されているGKの目標とは?

―総理大臣杯予選・早稲田大戦ではPK戦勝利。高校選手権ではPK戦完封もあったがやはり自信が?
「大学入ってからはインカレで2回PK戦で負けていた。大学に入ってからはPK戦はあまりよくなかった。何とか貢献しようとした結果だと思う。高校のときの経験が生きていて、自分が止めることだけと考えた。(早大戦は)2回のビハインドがあっても武藤(雄樹)さんが救ってくれて追いつくことができた。(シーズン前半チームは不調だったが)あの試合で見せた絶対に勝とうという気持ちは今後につながると思う」

―現在の目標は
「オリンピックに出ること。ボクたちの世代では権田(修一)さん(F東京)やマツさん(松本拓也=順天堂大、湘南特別指定選手)と超えないといけない壁がある」

―ライバルたちと自身を比較すると?
「プレーを見ると自分との差を感じる。自分は大学の試合に出られる面はいいけれど、一緒に遠征にいくとひとつひとつの練習からプロとの差を感じる。肩を並べるためにまず差を埋めないと。もっと練習してレベルを上げないといけない」

―自分の自信のある面とは?
「自分はフィールドをやっていたので足元には自信がある。中学までは前半はGKで後半はボランチだったりセンターフォワードをやっていたこともある。(広島)皆実でGKを専門にやるようになった。ほかの面もレベルを上げて、試合で必ず勝てるようにチームを助けて、ひとつでも多くのタイトルを取れるようにしたい」

(取材・文 吉田太郎)

連載:「College star voice」

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