beacon

[Y☆voice_27]市立船橋FW和泉竜司「注目される方が自分は頑張れる」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第27回は沖縄県で開催された平成22年度全国高校総合体育大会「美ら島沖縄総体2010」で7得点を挙げて得点王に輝いた市立船橋高(千葉)FW和泉竜司選手(2年)だ。シュート、パス、ドリブルと攻撃センスを備えた期待の万能型アタッカーが大ブレイク。活躍の要因、そしてこれからへの意気込みとは?

―決勝でもゴールを決めて総体得点王
「うれしい。滝二に3点以上取っている選手がいるのは知っていた。だから(得点王を守るために)昨日からさらに取ってやろうと思っていた」

―得点できるようになった要因は?
「急に取れだしたこと、そして得点王を取れたことについては、自分でもビックリしています。全国大会に入って点が取れなかったけど、(3回戦)山梨学院戦の2ゴールで吹っ切れた。それまでは力んでしまっていたけれど、力を抜いてシュートを打てるようになってからできだした」

―今年、これまでの自分のプレーについては?
「1年の時は試合に出られなくて、今年は新人戦、2月の終わりくらいに2回右足首を怪我していた。なかなかシュート練習もできていなかった。自分に負けているところがあった」

―自分の持ち味は?
「ボールに絡むところ、つなぐところ、そしてつないだ後にもう1回動いて(決定的な役割を)やるところだと思う」

―得点王を取ったことで注目されるが?
「(高円宮杯でもプレッシャーはきつくなるだろうけれど)注目される方が自分は頑張れる。また結果を残していきたい」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

TOP