beacon

[C☆voice_28]平成国際大DF須藤貴郁「もう1回代表に呼ばれるように

このエントリーをはてなブックマークに追加

 大学サッカー界の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「College star voice」。第28回は埼玉県大学1部リーグ・平成国際大のDF須藤貴郁選手(1年=矢板中央高)です。今年3月には日本高校選抜、4月にはU-19日本代表候補にも招集されたCBですが、現在は所属チームでひたむきに練習に取り組んでいます。須藤選手の現在の目標とは?

―今日の試合(29日東京国際大戦・1-3で敗戦)を振り返って。
「試合が始まる前の話では、アグレッシブに戦おうという話でしたけど、ちょっと自分たちが慎重にいきすぎて、相手のペースになってしまい、そこから失点を何回もしてしまって、反省するところがたくさんあるなと思いました」

―自身の出来は?
「もっとラインの上げ下げをしっかりしてれば、1点目だったり2点目だったりは必ず防げたと思うので。やっぱりまだ課題があるなと思います」

―サイドから押し込まれる時間が多かった?
「ああいう部分でも、もっと積極的にラインを上げて、高い位置からボールを奪えれば、もっと違う展開になってたんじゃないかなと思います」

―平成国際大はどんなチーム?
「最初入ったときはみんな仲の良いチームだなってやってきて。だんだん練習に慣れていくうちに、そこで仲良いだけじゃなくて、ダメなところはダメって厳しく言い合えて、最初に比べるとすごく変わってきました」

―なぜ平成国際大を選んだか。
「一番大きかったのは矢板中央から行った先輩が何人かいたっていうことです。そういう部分で先輩に憧れてたんで、一緒にやりたいなって気持ちで選びました」

―今のチームでの自身の目標は?
「今はチームを関東2部リーグに上げるっていうのが大きな目標です」

―埼玉県リーグだとなかなか代表スタッフに見てもらえる機会も少なくなってしまう。
「そうですね。上に出ないとなかなか見てもらえないので、そういう形では今日負けたことで天皇杯に出れないのはすごく残念です」

―今、自身のアピールポイントはどこですか?
「1対1と言われるようになりたいので、これからもっとそこを強化していきたいです」

―今年4月のU-19日本代表候補の静岡合宿はどうだったか。
「初めて代表に選ばれて。自分とのレベルの違いっていうのを見せつけられて……。それをチームに帰って、個人的に技術的な部分で練習したり、もう1回呼ばれればいいなとは。もう1回呼ばれるように頑張りたいと思います」

―同じU-19でやっていた選手が出場したSBS杯国際ユースサッカーなどは気にしていた?
「そうですね。やっぱり自分も行っていた代表に選ばれていた選手が何人か出ているので、その人たちに負けないように。自分ももっと頑張らなきゃなって気持ちになりました」

―今後の課題は?
「今日も1対1で何度か振り切られる場面があったので、そういう部分はフィジカル的に強くならなきゃいけないなっていうのと。あとはラインコントロールをしっかりやっていきたいです」

(取材・文 片岡涼)
連載:「College star voice」

TOP