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C大阪の連勝は4でストップ、悔やまれるドロー

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[9.11 J1第22節 C大阪1-1広島 長居]

 2位セレッソ大阪の連勝は4で止まった。後半12分、左サイドからのFKのチャンスにDF丸橋祐介が低いクロスを送ると、ニアに飛び込んだMF清武弘嗣が頭で合わせ、先制に成功した。ところが、同19分、スルーパスに抜け出したMF高萩洋次郎をPA内でGK松井謙弥が倒してしまい、PKを献上。これをDF槙野智章に決められ、1-1の同点に追い付かれた。

 後半28分にはMFアマラウのスルーパスに反応したMF乾貴士が右足ダイレクトでシュート。GKに弾かれたボールにFWアドリアーノが詰めたが、カバーに入った槙野のブロックに阻まれた。同33分、清武、アドリアーノに代えてFW播戸竜二、FW小松塁を投入。最後までゴールを目指したが、次の1点を奪えなかった。

 前節終了時点で首位・名古屋と勝ち点5差の2位。明日12日に試合を控える名古屋にプレッシャーを与える意味でもなんとしても勝ち点3がほしい一戦だった。

 レヴィー・クルピ監督は試合後のインタビューで「広島は負けないサッカーをした。我々は絶対に勝利をものにするんだというアグレッシブなサッカーを見せることができたと思う」とコメント。とはいえ、広島はナビスコ杯準々決勝2試合を含めて厳しい日程だっただけに、C大阪にとってはホームで悔やまれるドローとなった。

(文 西山紘平)

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