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[Y☆voice_54]清水ユースMF柴原誠「結果出さないと自分じゃない」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第54回は来シーズンのトップチーム昇格内定が発表された清水エスパルスユースMF柴原誠選手(3年)です。小学校時代から注目されてきたMFは年代別日本代表にも招集され続けてきたプレーメーカー。SBS杯国際ユースサッカー大会ではスペイン、ガーナの監督から賞賛されるなど、その抜群の攻撃センスでサッカー強国を驚かせた。全日本ユース(U-18)選手権ではチームを8強へ導くなどリーダーとしても活躍する柴原選手の武器、目標とは?

―SBS杯ではU-19日本代表から2点を奪うなど評価された
「ガーナとか見た目もすごかったけれど、ドリブルとか全然通用したと思う。自分の形というか、ゴール前でDFと1対1になれば自分は何かできる。ただその部分はやりきらないとダメ。(スペイン、ガーナの監督から)評価をされたことはうれしいけれど、結果残さないとダメ。U-19代表には同じ世代のヤツもいる。負けられない」

―改めて自分が考えている武器とは?
「相手のバイタルでボールを持ったとき、パスもシュートもできるところ。その位置でボールを持てれば自分の仕事はできると思う」

―高円宮杯では4得点でチームも8強
「恥ずかしいプレーはできない。スペインやガーナの監督から評価されて注目されているのに、このレベル(高校生)でできないなんて訳にはいかない。自分がもっとやらないといけないと思っていた」

―現在こだわっていることは
「得点とか、アシストとか結果を残すことが自分の持ち味なんで、結果を出さないと自分じゃない。ただ自分が結果出しても勝てないと評価されない。勝つことにこだわっていきたい」(9月取材)

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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