beacon

[Y☆voice_55]米子北DF昌子源「堅守速攻を貫いて全国優勝」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第55回は鹿島アントラーズ加入内定が発表された高校サッカー界屈指のCB、米子北高(鳥取)DF昌子源選手(3年)です。強さと高さ、そして中学時代FWだった攻撃力も兼ね備える注目選手は09年全国高校総体準優勝、10年同8強、そして天皇杯出場などチームに貢献。年代別日本代表候補にも名を連ねる大型CBの鹿島入りを決めた理由、そして高校選手権への意気込みとは?

―天皇杯では1回戦で社会人(レノファ山口)に惜敗した
「集中力とか、運動量は自分たちの方が上だった。でも自分たちのよさを生かせなかった。相手は2列目から飛び出してくるので、マークの受け渡しは意識していたけれど」

―天皇杯本大会に出場したことで得られたことは
「冬に向けていい経験になった。でももう1つ勝ってプロとやって今の自分のレベルを図りたかった」

―鹿島入りを決めた理由は?
「練習参加したときにとてもいい雰囲気のなかでできた。今のアントラーズのプレースタイル、堅い守りというところを自分も磨きたいと思った」

―鹿島はJ1で3連覇中のクラブ。出場することも難しいが?
「周りからは2、3年は我慢しろと言われている。出る時はガンガンいけるように準備したい」

―年代別代表入りして、そこへ対する意欲も高まったと思うが
「いろいろな、レベルの高い人とやって、自分はまだレベルが足りないと感じた。(U-19代表監督の)布さんから言われたこと、ファーストディフェンスが緩かったり、ポジショニングだったり意識してやっている。今は自信を持ってやっています」

―選手権はいよいよ高校生活最後の大会
「(全国総体準々決勝で敗れた)西武台戦は自分たちが我慢できなかった。選手権は勝つという気持ちが大事。堅守速攻を貫いて全国優勝目指す」(9月取材)

(取材・文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010
連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

TOP