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[選手権]“赤い彗星”東福岡、PK戦制し決勝進出!:福岡

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[10.30 全国高校選手権福岡県大会準決勝 東福岡 0-0(PK7-6)東海大五 レベスタ]

 第89回全国高校サッカー選手権福岡県大会は30日、レベルファイブスタジアムで準決勝を行い、かつて2度の全国制覇を成し遂げている東福岡と第1シード・東海大五の名門校同士が激突。0-0で突入したPK戦の末、7-6で勝った東福岡が2年連続15回目の全国大会出場へ王手をかけた。東福岡は11月7日に開催される決勝で九州国際大付と対戦する。

 DF柴崎貴洋(3年)をリベロに配置する3バックで東海大五を迎え撃った東福岡に対し、東海大五はエースのWF新保誠(3年)やDF弓崎恭平(3年)のスピード、個人技を生かして前半からチャンスをつくっていく。だが、東福岡の粘り強い守備の前に1点を奪うことができない。ただ、東福岡もMF田中達也(3年)やMF荒木俊春(3年)、2年生FW木下祥らが相手ゴールに迫りながら得点することができない。

 両校無得点のまま延長戦にもつれ込んだ一戦はその後半4分に東福岡DF岩切健太朗(3年)が2枚目の警告で退場。数的不利を強いられた東福岡だったが、これを守りきるとPK戦では2年生GK渕上隼人が相手の2人目と8人目をセーブし、決勝進出の権利を得た。

 試合後、東福岡の森重潤也監督は「決勝までの1週間、このゲームで何が悪かったのか反省して準備したい」。今年の全国総体予選では初戦敗退を喫していた“赤い彗星”こと東福岡が、選手権で全国に舞い戻る。

[写真]PK戦を制した東福岡が喜びを爆発

【特設】高校選手権2010

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