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[MOM341]九州国際大付MF竹本央(3年)_81分決めた先制弾

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[高校サッカー マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.30 全国高校選手権福岡県大会準決勝 九州国際大付 1-1(PK5-3)筑陽学園 レベスタ]

 全国総体福岡県予選決勝、そして全九州高校大会決勝とこれまで2度大一番で筑陽学園に敗れていた九州国際大付。杉山公一監督が「リベンジに燃えていた」と振り返った一戦では序盤、選手に硬さが見られ、思うようなプレーができてなかった。

 ボールを支配する時間こそ長かったものの、全国高校総体で3試合連続1-0で勝利している試合巧者・筑陽学園から得点を奪うことができず、ズルズルと時間が経過してしまった。それでも延長突入直後、背番号7のMF竹本央(3年)がチームに歓喜をもたらす。

 1分、PA外で一瞬フリーとなった竹本がセカンドボールを拾うと、ワントラップから左足を振りぬく。これがゴール右隅へと突き刺さる先制ゴールとなった。直後に追いつかれた九州国際大付だったが、竹本のゴールで先手をとった勢いは1-1でもつれ込んだPK戦でも緩むことはなかった。2人目のキッカーを務めた竹本のゴールなど5人全員が決めて5-3で勝利。U-21日本代表のエースとして期待されるFW永井謙佑(現福岡大4年)を擁した06年度以来の全国選手権出場へ王手をかけた。


【特設】高校選手権2010

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