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[Y☆voice_57]広島観音高FW下岡恭祐「1人でも点を取ること」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第57回は全日本ユース選手権に出場した広島観音高のエースストライカー、下岡恭祐選手(3年)です。同大会緒戦の全国高校総体王者の市立船橋高からゴールを奪う鮮烈な活躍を見せたFWのこだわりとは?

―市立船橋戦は1-1のドロー
「負けたくなかったです。後半のはじめに入れられてしまって、最後引き分け。でも絶対にチャンスがくると思っていた。インターハイに出られなくて全国舞台にかける思いがあった。苦しいトレーニングをしてきたし、ゴールの瞬間はとてもうれしかった」

―素晴らしいコース取りのドリブルからゴールを決めた
「(チャンスは多くないので)一発で決められるようにと考えていた。横にいるDFの前に入って、1対2の局面を1対1にしようと思った」

―こだわりのゴール
「自分は得点プラス何かしなければならないと思っています。こういうプレーができるようにしたい」

―今年の観音の特徴は?
「ウォーターサッカー。水は何でも変化できる。試合中は理不尽なことばかりが起こる。これに対してどう対応できるか。昨年は相手がどうしてくるからどうしようという考え方でした。今年はそのときそのときに対応できる」

―目標は
「1人でも点を取れること。高いレベルだと1人で打開しなければいけない。エースとしての自覚をもってやりたい」

(取材・文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010
連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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