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[Y☆voice_61]広島皆実FW大武弘直「全国で自分のプレーを見せ付けたい」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第61回は08年度の全国高校選手権優勝校、広島皆実高のU-19日本代表候補FW大武弘直選手(3年)です。得点力と長身を生かした前線での起点となるプレーで多彩な攻撃陣を引っ張るストライカーの目標とは?

―2トップの連携が良くなってきましたね。
「インターハイ予選の時と比べたら、香山と2人で崩せるし、互いに距離感などを意識してやれるようになりました。今は厳しいときでも2人で点がとれる自信があります」

―次はインターハイ予選で敗れている瀬戸内との決勝です。
「瀬戸内にはインターハイ予選のときに自分が点を取ったのですが、最後で追い付かれてしまって、自分がPKを外して負けてしまいました。今度こそ瀬戸内を破って選手権に出たいです」(14日の決勝で勝利し、全国大会出場決定)

―昨年は出られなかっただけに余計に思いは強いですよね。
「一年生のときに三年生が全国優勝して、昨年は決勝で何もできずに負けてしまいました。それだけに今年にかける思いは強いです。今年はまだチームとしてタイトルを取っていないので、絶対にとりたい。タイトルがないのは悔しいですし、監督や控えのメンバーたちに申し訳ないです。なので、最後はチーム一丸となって勝ちたいです」

―個人的に挑戦したいことはありますか?
「卒業後は明治大学に行くので、選手権に出て、そして一年生から試合に出る気持ちでやりたい。気を抜くことなくやらないと、四年後にプロから声がかからないと思うので、頑張りたい。まずは全国で自分のプレーを見せつけたいです」

(取材・文 安藤隆人)
【特設】高校選手権2010
連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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