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[選手権]チーム紹介:四日市中央工(三重)

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四日市中央工(三重)
出場回数:3年連続28回目
監督:樋口士郎
創部:1963年
最高成績:
優勝(91年度)
過去の主な成績:
全国高校総体優勝2回(83年、84年)、全日本ユース選手権8強(96年度、02年度)、同出場3回
主なOB:
小倉隆史(元名古屋)、坪井慶介(浦和)、内田智也(大宮)ら

[チーム紹介]
 小倉、中西、中田の“四中工トリオ”らを擁し、91年度全国V。3年連続出場の今回はそれ以来の全国Vを狙うことのできる陣容だ。1年生で日本高校選抜に選出された実績を持つGK村井にエースFW山口、CB谷奥、MF福田、MF宮井らハイレベルな人材がそろった。全国高校総体予選では海星の前に不覚をとったが、春先に指揮官が「今年のチームは全国ベスト4という目標がかなり現実的に感じられるレベルにある」と手ごたえを口にしていたチームが選手権で今度こそ輝きを放つ。

【勝ち上がり】
[決勝]
1○0三重
得点者:山口
[決勝先発布陣]
4-4-2
   太田  山口

宮井        杉田
     
   福田  吉田

服部 谷奥  國吉(2)川本(1) 

     村井

[決勝戦評]
 先発に1、2年生7人を擁する三重との決勝。四日市中央工は前半最悪に近い出来。司令塔のMF福田がDFラインにまで下がってからボールを引き出し、攻撃を組み立てようとするがミスからカウンターを喰らう場面の連続だった。MF宮井のドリブル突破など攻撃は単発。前半はシュート2本に終わった。一方、三重はFW上村とFW井原の2トップが次々とシュートにまで持ち込んでくる。ただ、後半の立ち上がり、前線にボールが収まりだした四日市中央工はチャンスの数も増加。切り札1年生FW浅野も投入して加速すると35分、相手右FKをキャッチしたGK村井がすぐさま右サイドのFW山口へ正確なフィード。これを受けた山口が1人をかわすとそのままDFと対峙しながらじりじりとドリブルで運びギアチェンジ。PAへ持ち込みそのまま決勝の右足シュートをねじ込んだ。
[準決勝]
4○0宇治山田商
得点者:太田、國吉、杉田、浅野
[2次L]
1○0三重
得点者:OG
[2次L]
5○1近大高専
得点者:宮井2、太田、山口、杉田
[2次L]
5○0四日市工
得点者:宮井、山口、吉田、寺尾、谷奥
[1次T]
11○0神戸
得点者:福田4、太田2、山口2、川島2、浅野
[1次T]
4○0伊勢
得点者:三崎2、宮井、谷奥

【注目選手】
●GK村井泰希(3年)
1年時の全国大会で大活躍し、日本高校選抜にも選出された守護神。左足キックも精度抜群
●FW山口幸太(3年)
昨年度の全国大会初戦で2発。県決勝でもスーパーゴールを決めた絶対エース
●MF福田晃斗(3年)
中盤のキーマン。高い技術と2列目からの飛び出しなど豊富な運動量で攻撃を活性化
●DF谷奥健四郎(3年)
182cmの大型CB。DFリーダーは打点の高いヘッドでゴールも
●MF宮井邑誠(3年)
攻撃能力の高い大型サイドアタッカー。

【今季成績】
総体:県準優勝
三重に1-2で敗れ全国届かず
プリンスリーグ:東海1部6位

応援メッセージ
(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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