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[選手権]チーム紹介:大津(熊本)

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大津(熊本)
出場回数:2年ぶり14回目
監督:平岡和徳
創部:1972年
最高成績:
8強(07年度、01年度、08年度)
過去の主な成績:
全国高校総体4強(08年、09年)、同出場13回、全日本ユース選手権出場1回
主なOB:
巻誠一郎(アムカル)、土肥洋一(東京V)ら

[チーム紹介]
 今年は新人戦、総体で県優勝を逃し、98年以来12年ぶりに無冠のまま選手権を迎えた。それでも全国高校総体8強のライバル・ルーテル学院との激戦を制して熊本の頂点へ返り咲き、全国切符を勝ち取った。結果こそなかなか出なかったがその実力に疑いの余地はない。県大会5戦連発のエースFW米良から快足アタッカー宮本、万能型MF車屋、中村、そして最終ライン、GKまでハイレベルなタレントぞろい。初の国立、そして頂点を十分狙える陣容となっている。

【勝ち上がり】
[決勝]
2○1ルーテル学院
得点者:藤本、米良
[決勝先発布陣]
4-1-4-1
     米良

宮本 若杉(2) 車屋 佐藤(2)
     
     中村

遠山 植田(1) 藤本 成松(2) 

     松永(2)

[決勝戦評]
 インターハイ全国8強の実力派・ルーテル学院との決勝は前半16分にGK松永が相手MFと交錯し負傷退場。守護神村越をケガで欠くチームは窮地に追い込まれた。だが3番手のGK下田とCB藤本主将を中心としたDF陣が安定したプレーで得点を許さない。一方攻撃陣は快足MF宮本の突破などでチャンスをつくるものの、県内の公式戦20試合連続完封中の相手の守りは堅く0-0のまま試合は進んだ。スコアが動いたのは後半26分、ルーテル学院MF城がセンターサークル左外から思い切った超ロングシュート。これがGKの頭上を越えてゴールへ吸い込まれた。それでも大津は29分、MF佐藤の右クロスをPAで競ったFW米良がPKを獲得。これを藤本主将が右足で決めて同点に追いついた。決着をつけるゴールが生まれたのは1-1でもつれ込んだ延長後半4分、大津は自陣でボールを奪い、左サイドへ展開。宮本の左クロスを米良がDFに覆い被されながらも頭で合わせて決勝点を決めた。
[準決勝]
6○1熊本学園大付
得点者:藤本、米良3、車屋、宮本
CKからCB藤本主将が先制ゴール。前半の3得点などで天皇杯出場校を撃破
[準々決勝]
11○0東海大二
得点者:米良3、宮本3、佐藤、若杉、藤本、豊川、OG
[3回戦]
7○0御船
得点者:米良2、村上2、高本、佐藤、宮本
[2回戦]
4○0荒尾
得点者:車屋、遠山、米良、高本

【注目選手】
●DF藤本貴士(3年)
主将は09年U-17日本代表候補。的確な判断光る
●DF植田直道(1年)
10年U-16日本代表。AFC U-16選手権ではレギュラーCBとしてW杯出場権獲得に貢献
●MF車屋紳太郎(3年)
チームのキーマン。守備、ゴールでも貢献する万能型
●GK村越大暢(3年)
九州を代表する守護神。予選は負傷で準決勝、決勝を欠場
●MF宮本清史朗(3年)
50m走5秒5の快足MF
●FW米良知記(3年)
県大会10得点のエース。身体能力高い

【今季成績】
総体:県4強
熊本学園大付に0-0からのPK戦で敗れる
プリンスリーグ:九州1部4位

【応援メッセージ】
(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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